2021年10月2日土曜日

諏訪神社宮司 セクハラか 民間役員ら辞職求める 長崎

諏訪神社宮司 セクハラか 民間役員ら辞職求める 長崎 

 

2021年10月2日() 9:13 長崎新聞

 

 諏訪神社(長崎市上西山町)の70代男性宮司が同市内の20代女性にセクハラをした疑いがあるとして、同神社の責任役員らが宮司に辞職を求めていることが1日、関係者への取材で分かった。役員らは宮司に提出した意見書で「宮司の起こした問題行為は社会的常識から逸脱」していると厳しく指摘している。

 女性側の関係者によると、宮司が8月、女性に対して握手を求めて女性の手を引き寄せ、顔を近づけてキスを求め、女性のマスクを外そうとしたと訴えている。宮司は長崎新聞の取材に「別に何もないです」と語り、行為を否定した。

 セクハラ疑惑を受け、民間人の責任役員らは連名で宮司に「勇退」を求める意見書を作成。「大きな社会問題となり、神社の権威に関わり、例大祭どころか神社業務にも甚大な支障が出ることが明らか」として、問題が解決しなければ秋の大祭「長崎くんち」の主要神事の一つ、例大祭(8日)への参列はできないと申し入れた。

 一方、宮司側は辞職を拒否。これを受け、神社の責任役員や常任総代は会合を開き、例大祭に参列するかどうかは個人の判断に委ねることになったという。

 例大祭に参列する予定だったという氏子の男性は取材に「勇退するかしないかに関わらず参列しない。憤っている」と明かした。女性側が訴える行為が実際にあったとみており「現代におけるセクハラに対する感覚が欠如している。祭事を取り仕切ることに納得できない。恥ずかしいし、悲しい」と語った。

 1日には例大祭の成功を祈願する「事始神事」があったが、参列者は2人にとどまった。

 長崎くんちの奉納踊りは新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止が決まっている。


《カウンセラー松川のコメント》

神職によるセクハラ問題です。
筆者の近所の有名神社でも発生しておりますので、
神職の人数から発生件数が少ないだけで、
特段に珍しいとは感じておりません。
被害者がどの様な立場なのか分かりませんが、
加害者との関係性によってはセクハラではなく、
婦女暴行の可能性もあります。
神職と言えども中身は人間ですから間違いも起こします。
間違いを起こさないのが良いですが、間違いを起こしたならば、
その間違いに対して、どの様な措置をするのかで
人間性が表れると言えましょう。
但し、加害者は当該事案を否定しておりますので、
捜査機関や司法の手が入らない限り、事案の有無は分からないでしょう。

被害者の方へ
加害者が否定している以上、当人同士だけでは解決は困難でしょう。
必要に応じて警察へ刑事事件としての対応や、
民事事件として提訴する必要もあるでしょう。

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