2021年10月28日木曜日

J2モンテ社長が社員にパワハラ、厳重注意処分…「立場を甘く見ていた」会見で陳謝

J2モンテ社長が社員にパワハラ、厳重注意処分
…「立場を甘く見ていた」会見で陳謝

 

2021年10月28日() 17:35 読売新聞

 

 サッカーJ2・モンテディオ山形の運営会社は26日、相田健太郎社長(47)が一部の社員にパワハラを行ったとして、厳重注意処分としたと発表した。同日の取締役会で決定した。社長の業務は継続する。

 

 同社によると、パワハラは今年7月中旬に内部通報で発覚した。同社は弁護士による第三者機関に依頼し、8月中旬から相田社長や被害者への聞き取り調査を行ったという。同社は、被害を受けた社員の性別や年齢、人数などは被害者保護を理由に明らかにしていない。

 

 第三者機関の調査では、相田社長の社員に対する叱咤(しった)激励や業務内の指示などの言動をパワハラと認定。一方、業務外でのパワハラは確認されておらず、悪質性はないと判断した。

 

 相田社長は同日夜に記者会見を開き、「自分の発言が、同僚から言われるよりも重く感じられることがあったかもしれない。社長という立場を甘く見ていた」と釈明。「スタッフが苦痛を感じていたなら直さないといけない」と陳謝した。具体的な時期や言動内容については、「日々の業務内の会話のため、明確に覚えていない」と説明した。

 

 同社は今後、定期的な社内アンケートや研修を実施するなどして再発防止に努めるとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

トップ自身がハラスメント加害者であり、
その処分を受けたところで、実態としては有名無実の処分でしょう。
役員賞与も全体額でしか分かりませんので、満額支給されても分かり難いです。
この様に報道される事で誰かの記憶に残る程度で、
今後の社会人としての歩みにも大きな障害とはならないでしょう。

被害者の皆様
これからもハラスメントに対しては遠慮無く声を挙げてください。
泣き寝入りすることなんてありません。

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