2021年3月12日金曜日

パワハラで横須賀刑務支所の看守長を戒告 横浜刑務所

パワハラで横須賀刑務支所の看守長を戒告 横浜刑務所

 

2021年3月12日() 18:39 産経新聞

 

 横浜刑務所は12日、部下にパワーハラスメント行為をしたとして、横須賀刑務支所の男性看守長(64)を戒告処分にしたと発表した。

 

 同刑務所によると、男性看守長は昨年5月ごろから同11月上旬にかけて、部下の職員の報告や相談を複数回にわたり、「もういい」などと途中で遮ったり、無視したりした。さらに、この職員と前任者を比較し、「5分の1も仕事をしていない」と発言するなどして、職場環境の悪化を招いたとしている。

 

 被害を受けた職員が、幹部職員に相談したことで発覚。同刑務所の白川秀史所長は「誠に遺憾極まりなく、深くおわびする。今後はこのようなことがないよう、職員の指導の徹底を図る」とコメントした。 


《カウンセラー松川のコメント》

世の中、無能な部下も居れば、無能な上司も居ます。
今般の事案はどの様な背景だったのでしょうか?
大きな組織になれば、定期や昇進に伴う異動がありますので、
部下からは「以前の上司と比べて・・・」、
上司からは「以前の部下と比べて・・・」との評価も出るでしょう。
前任者よりも無能と思われれば、いろいろと対応も悪化することでしょう。
しかし、それが許されるのは部下の特権。
上司は部下を上手く使いこなしてこそ、その価値があります。
部下がいろいろと気に食わないので、対応も疎かになったのでしょうけど、
それをすると今ではパワハラと言われてしまいます。
昔は上司が部下を評価するだけでしたが、
今では部下は「ハラスメントを受けた」と訴える事で、
上司の評価を下げる手段がありますので、上司も言動には注意が必要です。

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