市消防本部で幹部が度の過ぎた叱責や人格否定か
匿名の訴えで調査
2021年3月15日(月) 19:40 神戸新聞
兵庫県豊岡市は15日、同市消防本部内でパワーハラスメントが疑われる事案があったとして、調査委員会を設置した。50代の男性幹部が部下の40代男性に、度が過ぎた叱責や人格否定ととれる発言をした疑いがある。
市によると、昨年2月の職員意識調査で「働き続けたくない」との回答が複数あったほか、同6月にパワハラがあるとの訴えもあったため聞き取りをしたが、確認できなかった。しかし、今年初めの調査で6人がパワハラを目撃したなどと記述。文書でも匿名の訴えがあり、今月9日から当該職員を含む消防職員にヒアリングした結果、パワハラの疑いが強いと判断した。その後も匿名や実名の書面が届き続けている。
市は同3日、市長名でハラスメントを許さない旨のメッセージを全職員宛てに送付。同12日に「市ハラスメント防止及び対応指針」を策定し、同15日に調査委員会を設けた。内容を確認し、パワハラ行為があれば懲戒処分を検討する。
中貝宗治市長は「通常なら処分などの結果が出た後に発表するが、ハラスメントに対して誠心誠意取り組み、注意喚起したいとの思いで発表した」と話している。
豊岡市の消防でパワハラか
調査で「働き続けたくない」回答多数/兵庫県
2021年3月15日(月) 20:22 サンテレビ
兵庫県豊岡市消防本部の50代男性幹部が部下にパワハラを行っていた疑いがあるとして、市が調査を進めています。
豊岡市によりますと、2021年2月に消防本部の職員から匿名で、仕事内容についての激しい叱責や、人格否定ともとれる暴言などのパワハラの訴えがあったということです。
市が調査したところ、50代の男性幹部職員の関与が疑われ、本人は「厳しい言い方をしたという認識はある」と答えているということです。
消防本部では2020年2月に実施した意識調査で「今の職場で働き続けたくない」との回答が多く寄せられるなど、パワハラが疑われていました。
また、市はパワハラやセクハラなどに対応する指針を発表し指示の内容が適切であっても過度の叱責や業務の押しつけなどを禁止し、複数の相談窓口を設置して対応するとしています。
《カウンセラー松川のコメント》
「働き続けたくない」と回答される程に、酷い上司だったのですね。
加害者は、そんなつもりはなかった様ですが、
こけを単に[認識の違い]で済まして良いのでしょうか?
ハラスメントには被害者と加害者の認識違いもありますが、
周囲からも「ハラスメントが起きている」との回答が有る以上は
加害者の認識不足では済まされません。
例え、加害者にはパワハラの認識が無かったとしても、
それは[非常識なだけ]であり、
加害者本人の認識の無さは言い訳にもなりません。
当局の厳正なる処分を切に願います。
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