2021年3月16日火曜日

「パワハラでは」兵庫県職員が自殺未遂 不自然な入館時間 県が近く調査へ

「パワハラでは」兵庫県職員が自殺未遂
 不自然な入館時間 県が近く調査へ

 

2021年3月16日() 20:00 ラジオ関西

 

 16日午前7時過ぎ、兵庫県庁3号館(神戸市中央区下山手通)で、県監査室に勤務する50代の男性職員が首から血を流してぐったりしているのを、出勤した別の男性職員が発見、119番通報した。男性職員は病院に搬送された。神戸市消防局などによると、職員は命に別条はなく、その日のうちに退院する見込み。県の担当者によると、近くには、「忖度を強いられた。パワハラではないか」などと記された、遺書とみられる封筒に入った文書と包丁があったことから、兵庫県警は職員が自殺を図ったとみて経緯を調べる。

 

 男性職員は県のアーリー勤務制度を利用し、勤務の開始時間を午前8時に早めていたが、自殺を図った16日は午前530分頃に入館しており、「午前7時頃に入館することはあったが、明らかに不自然」(県担当者)だったという。男性職員は、県の本庁や地方機関に対する財務監査や、県の決算についての審査などを行う部署で勤務していた。県は今後、事実関係を調査し、結果を公表する。


《カウンセラー松川のコメント》

職場内で監査をする立場の方は、いろいろと神経を遣われると思います。
いくら職務とは言え、同僚の職務にダメ出しをしたり、
時には違法行為であれば刑事事件として司法機関へ訴えたりするのですから、
[仲間の中の敵]と見られる事もあるでしょう。
しかし、納税者から強制的に徴収している税金を使用する役所だからこそ、
厳正中立な監査が必要なのです。
遺書と見られる文書には[忖度]や[パワハラ]の文言があるので、
不正行為の有った部署または上司から不当な要求を押し付けられていたのでしょう。
悪事を働くのは当事者の勝手かも知れませんが、
その悪事が暴かれる時には潔く悪事を認めるのが人としての最低限だと思います。

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