2021年3月17日水曜日

沖縄防衛局の課長がパワハラ、停職処分 職員2人に長時間詰問

沖縄防衛局の課長がパワハラ、停職処分 職員2人に長時間詰問

 

2021年3月17日() 11:04 琉球新報

 

 沖縄防衛局は16日、業務説明をする部下の20代男性職員2人に厳しい口調で長時間詰問したり、対面で長時間立たせて指導したりしたとして、上司の50代の男性課長をパワーハラスメントに認定し、停職5日の懲戒処分にしたと発表した。同日付。

 

 沖縄防衛局によると、男性課長は20194月以降、職員に対して「何で」「どうして」などと厳しい詰問調で指導したり、同年79月ごろには少なくとも1時間面前に立たせて指導したりした。さらに2010月ごろには別の職員に対し、事務所内に響き渡る声で「確認してこい」などと怒鳴り、職場環境を悪化させた。

 

 同局総務課は「今回の事案を真摯(しんし)に受け止めて、再発防止に万全を期したい」などとコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

昔は当たり前の行為でも、今ではパワハラになります。
50代の男性課長なので、この様な指導を受けて育った世代とも言えます。
自分が経験した事が、いつの間にか悪い事に変わっているのですから、
認識を改めるのもまた一苦労だと思います。
また、例え認識を改めたとしても、その人の根底が変わっていなければ、
何かの折に昔ながらの行為が現れてしまうのもまた真理です。
この様な点では、ハラスメントの防止は難しい案件とも言えます。

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