2021年3月22日月曜日

性的ハラスメント目的の撮影を禁止に

性的ハラスメント目的の撮影を禁止に

 

2021年3月22日() 19:07 共同通信

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は理事会後の記者会見で、会場入場者に対し、選手らに対する性的ハラスメント目的との疑念を生じさせる写真や映像を記録、送信、作成することを禁止すると明らかにした。


《カウンセラー松川のコメント》

何か誤解を招く会見だと感じました。
昔から[カメコ(カメラ小僧)]などと称される
イベントに参加している女性のスカートの内側を撮影する輩はおりましたし、
今も蔓延っています。
選手のユニフォームも好記録を出す為に、身体に密着したり、身体の露出が多い。
そんな傾向でもあります。
しかし、その様な選手に対するカメコの撮影を[ハラスメント]と称するのは、
単に響きの良い言葉を選んでいるだけに過ぎないのではないでしょうか?
被写体となった選手が嫌悪感を持たなければ、
撮影行為もハラスメントにはなりません。
確かに、真剣に競技に打ち込んでいる者に対して、
自身の性的欲望を満たすが為の撮影は許し難いと思います。
しかし[ビーチバレー]のユニフォームについて、
新規スポーツとして注目度を上げる目的で女性はセパレートの水着で
しかも布の面積も小さく規定されていたのは周知の事実です。
パンツのウエストはヘソ下15cm前後、サイド幅も7cm以下 等
何故、フィギュアスケートやアーティスティックスイミングに於ける
女性選手のコスチュームの一部に肌の色に近い布地が使われているのでしょう?
今まで競技団体が平気で女性選手の性的な部分を強調させておきながら、
競技団体と無関係な者が選手の服装で性的な満足感を得ようとすると
途端に恰も正義を振りかざす様な論調を張るとは笑止千万です。
別にカメコを擁護する訳ではありませんが、
いくら禁止を声高に叫んでも、
撮影者が「性的ハラスメント目的です」とは公言しないでしょうから
有名無実な声明だと思います。

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