2021年3月26日金曜日

嫌がるあだ名呼ぶ、机たたく…生徒に「いじり」 中学教諭を減給

嫌がるあだ名呼ぶ、机たたく…生徒に「いじり」 中学教諭を減給

 

2021年3月26日() 19:53 毎日新聞(諸隈美紗稀)

 

 中学1年の男子生徒に対し、「いじり」と称して人格を侮辱する言動をしたとして、滋賀県教委は26日、担任だった公立中の男性教諭(34)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした。県教委は「教諭の行為をきっかけに、いじめに発展する可能性があった。大変重く受け止めている」としている。

 

 県教委によると、教諭は20206月上旬~7月上旬、生徒のマスクがずれているとして鼻先とマスクをガムテープで固定したり、生徒の嫌がるあだ名で呼んだりした。わざと生徒に配布物を渡さず、ふざけて筆記具を押したり机をたたいたりすることもあった。

 

 また、生徒が所属する運動部の顧問も兼ねていた教諭は、部員全員の前で生徒を名指しして「敬語ができていない」と指導。生徒が退部を申し出た際は厳しく叱責した。生徒から話を聞いた両親が同年7月、学校に相談し発覚した。

 

 教諭は全ての行為を認め、「いじることで学級に笑いが生まれ、楽しい雰囲気になると考えた」と説明したという。

 

 また、生徒の部活動費計28万円を盗んだとして、県立高の男性教諭(35)を326日付で懲戒免職にした。教諭は県警に窃盗容疑で書類送検され、大津区検が225日付で不起訴処分にした。


《カウンセラー松川のコメント》 

児童生徒時代に虐める側が教員になる時代なのでしょう。
相手が嫌がろうが関係無く、自分がやりたい事をする。虐めの根本です。
「いじることで学級に笑いが生まれ、楽しい雰囲気になると考えた」
とのことですが、
芸人の予定調和を学校内に持ち込む程度の思考回路しかないのでしょうか?
これはあくまでもその場しのぎの言い訳に過ぎず、
加害者自身が面白がって個人攻撃をしていた事は言うまでもありません。
だから、生徒が退部を申し出た際は厳しく叱責したのです。
本来は教員としての素養が無い者でも、試験さえ通れば教員免状は取れます。
それが為に発生した事案でしょう。

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