2021年3月30日火曜日

「どう喝なかった」市議が音声公開し市長に反論 広島県安芸高田市

「どう喝なかった」市議が音声公開し市長に反論 広島県安芸高田市

 

2021年3月30日() 9:03 中國新聞

 

 広島県安芸高田市の石丸伸二市長が市議から「どう喝」されたと主張している問題で、石丸市長が自らをどう喝した相手としている山根温子市議(65)が29日、広島県庁で記者会見し、昨年930日の石丸市長と市議とのやりとりの音声記録を公開した。山根市議は、該当する発言はなかったと訴えた。

 

 公開した音声記録は、市議会が石丸市長を呼び、本会議中の市議の居眠りをツイッターで指摘したのを巡って説明を求めた際のやりとり。山根市議の発言は全体の約25分のうち約2分半で、市議会の現状を「今までの議会は私から見ると(市長の)追認機関と強く感じます。多数決ですから」と説明。石丸市長のツイッターによる市議に対する批判については「議会を牛耳ることも可能になる」などと述べている。

 

 弁護士と会見に臨んだ山根市議は、自身が発言したのは一回のみで、石丸市長が主張する「敵に回すと政策が通らなくなる」との発言はなかったと強調。音声の録音者が誰かは明かさなかった。

 

 公開した理由については、どう喝の問題を発端に石丸市長と市議会の対立が続いているとして「議会や市政への信頼を取り戻すため、潔白を証明して真実を知ってもらう必要があると考えた」と説明した。

 

 石丸市長は中国新聞の取材に対し、公開された音声には自身がどう喝とする発言は含まれておらず、証拠にならないと主張。市議会がこの問題を今後も扱わないと決めていることに触れ「正当性を主張するなら議会の場で公開で議論すればいい。市民もそれを望んでいる」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

市長と市議。
どちらも市民から選ばれている[市民の代表]との自負があるので、
主張が食い違うと平行線になりがちです。
そして、これが「言った」「言わない」の水掛け論になり、
今度は「言ってない証拠が有る」「肝心な部分が欠落している」と
またもや水掛け論。
誰かが仲裁に入らない限り、
この問題は任期終了まで終わらないのではないでしょうか?

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