2021年3月13日土曜日

男性教諭を懲戒免職 女子児童にわいせつ行為 熊本県教委

男性教諭を懲戒免職 女子児童にわいせつ行為 熊本県教委

 

2021年3月13日() 11:03 熊本日日新聞(澤本麻里子)

 

 熊本県教育委員会は12日、女子児童の胸を触ったなどとして強制わいせつ罪で起訴された、菊池教育事務所管内の小学校の男性教諭(57)を同日付で懲戒免職処分にした。監督責任を問い、この小学校の校長(60)を減給10分の1(1カ月)、教頭(53)を戒告の懲戒処分とした。

 

 県教委によると、わいせつ行為は1月14日、勤務先の小学校で発生。女児の保護者の被害届を経て、男性教諭は同25日に逮捕された。県教委の聴き取りに教諭は「長期にわたって被害者を苦しめることになり、罪の大きさを反省している」と話しているという。

 

 古閑陽一・県教育長は「被害女児や保護者に心からおわびする。市町村教委と連携し、学校現場のわいせつ行為根絶に向けて取り組む」とコメント。全教職員を対象に、児童生徒への接し方を心理学の専門家に学ぶ緊急研修を実施するとした。

 

 県教委による2020年度の懲戒処分は今回を含め6件9人で、わいせつ事案は2件目。


《カウンセラー松川のコメント》

事の善悪ではなく、なぜ今回は強制わいせつ罪で起訴までされたのでしょうか?
今までハラスメント事案として胸などを触ったどころか、
キスをしたり、性交を強要したりと報道されていました。
報道出来ない余程に酷い事をしていたのでしょうね。
しかし、今までのセクハラ事案の中にも
明らかに性犯罪と思われる事案もありました。
それを単なる嫌がらせで済ましてしまうのではなく、
その様な事案が発覚したら親告罪でない限りは犯罪として
しっかりと処罰してもらう姿勢も大切だと思います。
もちろん被害者にとって望まない処理かも知れませんが、
第二第三の犯行を防ぐ為にも法的な処罰が必要だと思います。
また、懲戒処分の確固たる根拠となりますので、
例え微罪であっても検察も不起訴にせず、
きちんと有罪無罪が分かる様に起訴して欲しいです。
ところで、校長と教頭も監督不行き届きとして処分されていますが、
教室と言う或る種密室での行為や校外での行為にまで
監督の目が届くのでしょうか?
それは無理だと思います。
それとも、以前から加害教諭の行状を知り得ていたのでしょうか?

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