げんこつ「コツン」で高校生数人ケガ…64歳講師懲戒処分
信号無視で重傷事故起こした女性教師も
2021年3月22日(月) 20:40 石川テレビ
石川県教育委員会は、県立高校の女性教師と男性講師をそれぞれ減給と戒告の懲戒処分としました。
減給10分の1、2か月の懲戒処分を受けたのは、金沢地区の県立高校に勤務する34歳の女性教師です。
この教師は去年5月、白山市内で信号が赤にも関わらず交差点に進入し、他の車と衝突する事故を起こしました。この事故で衝突された車の運転手が首の骨を折る大けがをしました。
県教育委員会は信用を失墜する行為だとして懲戒処分としました。
また戒告の懲戒処分を受けたのは金沢地区の県立高校に勤務する64歳の男性講師です。この男性講師は去年6月から今年2月にかけて、生徒指導の際、複数の男子生徒の頭をゲンコツで殴り、数人が軽いケガをしたという事です。
男性講師は「コツンであっても駄目だと承知していながら行ってしまった」と反省しているということです。
《カウンセラー松川のコメント》
昭和の時代には罰として教師からの[げんこつ「コツン」]くらいは
当たり前でしたが、時代は変わりました。
ところで、数人が軽いケガをしたとの報道ですが、ケガの程度が分かりません。
しかし、字面を追う限りでは、ケガを負わせてしまったら、
それは傷害事件ですから、もう体罰ではありません。
それにしても、加害者となった男性講師の弁
「コツンであっても駄目だと承知していながら行ってしまった」
駄目と分かっていてもやってしまう様では、自制心が効かないのですから、
人として問題があるとも感じてしまいました。
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