2021年3月30日火曜日

郡山市長、第三者委を設けず 郡山消防職員自殺「調査は適切」

郡山市長、第三者委を設けず 郡山消防職員自殺「調査は適切」

 

2021年3月30日() 10:42 福島民友新聞

 

 郡山地方消防本部の男性職員の自殺を巡り、品川萬里郡山市長が遺族側から求められた事実関係調査の第三者委員会を設置しない考えを示したことが29日、遺族代理人や郡山地方広域消防組合への取材で分かった。

 遺族側は同消防本部に第三者委の設置を拒否されたため、本部を組織する同組合の管理者である品川市長に対応を求めていた。

 同消防本部は男性に対する職場でのパワーハラスメントの有無について既に内部調査を終え、「(パワハラの)事実は確認できなかった」としていた。組合は、市長側が第三者委を設置しない理由について「消防本部における調査が適切に行われたため」としている。回答は10日付で、文書で郵送した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの2月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防職員の自殺巡り遺族が郡山市長に要請 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
遺書にパワハラと書き記しるされているにも関わらず、
「内部調査でパワハラが認められなかった」として
第三者委員会による調査をしないと言うのも強引な論法だと思います。
内部調査の全てを疑う訳ではありませんが、
組織防衛の力が作用している内部調査が皆無とは思えません。
本当に「パワハラが無い」と自信を持って主張出来るならば、
誰が、何度調査しようとも、平気ではないでしょうか?
これ以上に本格的な調査をされたら困る事があるのでしょう。
パワハラが有ったにも関わらず、内部調査で発覚しなかったので、
臭い物には蓋をしたとしか思えません。

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