2021年3月16日火曜日

令和2年中における自殺の状況

令和2年中における自殺の状況


2021316日 厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課


こちらのリンクから参照願います。
R2kakutei-01 (npa.go.jp)


令和2年中における自殺の概要 

1 総数

令和2年中における自殺者の総数は21,081人で、
前年に比べ912人(4.5%)増加した。
性別では、男性が14,055人で全体の66.7%を占めた。


2 年齢階級別自殺者数

40歳代」が3,568人で全体の16.9%を占め、
次いで「50歳代」(3,425人、16.2%)、
70歳代」(3,026人、14.4%)、
60歳代」(2,795人、13.3%)の順となっている。


3 職業別自殺者数

「無職者」が11,718人で全体の55.6%を占めて最も多く、
次いで「被雇用者・勤め人」(6,742人、32.0%)、
「自営業・家族従業者」(1,266人、6.0%)、
「学生・生徒等」(1,039人、4.9%)の順となっており、
この順位は前年と同じである。


4 原因・動機別自殺者数

原因・動機が明らかなもののうち、個々の要因別にみると、
その原因・動機が「健康問題」にあるものが10,195人で最も多く、
次いで「経済・生活問題」(3,216人)、
「家庭問題」(3,128人)、
「勤務問題」(1,918人)の順となっており、
この順位は前年と同じである。


《カウンセラー松川のコメント》

令和元年の自殺者数は平成22年以降から10年連続の減少であり、
昭和53年から始めた自殺統計で最小となり、
このまま減少傾向が継続することも期待出来ましたが、
令和2年は前年比912人増と残念な結果になってしまいました。
昨年から新型コロナウイルス感染症の問題も表面化したまま、
令和3年を迎えておりますが、どうか今年の数値が下がる事を願っております。

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