2021年3月14日日曜日

山形大元研究員を書類送検 放火未遂容疑、火災後死亡

山形大元研究員を書類送検 放火未遂容疑、火災後死亡

 

2021年3月14日() 11:54 毎日新聞(藤村元大、佐藤良一)

 

 2020年6月に山形県米沢市の山形大有機エレクトロニクス研究センターで発生した火災について、県警米沢署は12日、現住建造物等放火未遂の疑いで、同センターに勤務していた男を書類送検した。関係者によると、送検されたのは元プロジェクト研究員で、火災後に自殺したとみられる。

 

 容疑は、20年6月17日午前8時15分ごろ、米沢市城南4の同大工学部キャンパス10号館にある同センターに放火しようとして、3階の研究室のゴミに火を付け、実験後の産業廃棄物を保管するコンテナや壁などを損傷させたとしている。研究室の同僚によると、「(元研究員が)6月22日に死亡した」と大学側から報告があったという。

 

 現場は、有機化合物を使用する実験室で、火災報知機が作動し、職員が119番通報した。死亡した元研究員は出火時に同僚らと消化(原文のママ)活動に当たっており、「おびえたように震えていた」との目撃情報もある。

 

 山形大職員組合は20年11月に記者会見し、同センターに勤務する教授や研究員ら4人が、上司らからパワーハラスメントを受けていたとして、大学本部に公益通報したと明らかにした。同僚らの目撃情報から、火災の前に元研究員もパワハラを受けていた疑いがあると説明していた。


《カウンセラー松川のコメント》

山形大学は、
 ・パワハラ問題
 ・賃金未払い
 ・研究費流用
と、いろいろな問題が表面化しており、
拙ブログでも記事として掲載しております。
それらの問題の一つであるパワハラ事案に
校内の火災が関連している可能性があるとのことで驚きました。
これが事実だとすると、
パワハラ被害者として何も対応しない職場に立腹をして、
自分の死も覚悟の上での放火だったのかも知れません。
パワハラ被害者の深い怨念を感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿