2021年3月27日土曜日

議会事務局長を声を荒らげて詰問、市長がパワハラ陳謝「深く自戒」

議会事務局長を声を荒らげて詰問、
市長がパワハラ陳謝「深く自戒」

 

2021年3月27日() 16:18 読売新聞

 

 京都府京丹後市の中山泰市長は26日、市議会事務局長を声を荒らげて詰問したことを明らかにし、パワーハラスメントだったとして陳謝した。市議会は定例会最終日の30日に対応を協議する方向で調整している。

 

 中山市長によると、今月9日、議員控室で議長と口論になった直後、事務局長に「あれは何だ。(議長を)呼んで来い」などと強い語調で言ったという。事務局長は中西和義副市長に「なんでこんなことを言われないといけないのだ」と話していたという。

 

 市議らが発言を問題視し、中山市長も威圧的だったと考え、15日の市幹部職員の会議後に事務局長に陳謝。「お詫(わ)びと反省メッセージ」という文書を作り、26日に全職員に伝え、定例の記者会見で公表した。

 

 中山市長は「パワーハラスメントを防止しないといけないのに、威圧的な行為は許されない。深く自戒し、おわびしたい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》 

首長と議員。どちらも選挙で選出された方々なので
「我こそは市民の代表」との意気込みで衝突する事もあるでしょう。
市議会議長とは言え議員なので部下はいませんが、
市長には部下がいた為に起きてしまった事案とも言えます。
記事には詳細が記されていないので不明点もありますが、
事務局長が「なんでこんなことを言われないといけないのだ」と
副市長に話しているので、
「あれは何だ。呼んで来い」よりも過激な発言があったと推測されます。
人は感情の動物とも言いますので、激高しての暴言も起こり得るでしょう。
肝心なのは、その後の対応です。
市長と事務局長が和解される事を願っております。

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