2021年3月18日木曜日

手術禁止&学会発表取り下げ…特定教員に"アカハラ" 60代教授を減給処分 札幌医大

手術禁止&学会発表取り下げ
…特定教員に"アカハラ" 60代教授を減給処分 札幌医大

 

2021年3月18日() 19:30 北海道文化放送

 

 部下の教員に対し、正当な理由なく手術を禁止するなどハラスメントがあったとして、札幌医科大学は所属する医学部の教授を減給処分とするなどの懲戒処分を発表しました。

 

 減給(給与1日分を半額)の懲戒処分を受けたのは、北海道札幌市の札幌医科大学医学部の60代の教授です。

 

 大学によりますと教授は2019年から医学部内の特定の部下の教員に対し、人格を傷つける不適切な言葉で学会発表を取り下げたり、合理的な理由がないまま手術を禁止するなどで、就業や研究の環境を害しました。

 

 20204月に教員から大学側に相談が寄せられ事態が発覚。

 

 学内で調査を進め、教授の行為が"パワハラ"や、学術機関で権力を使って精神的・身体的に苦痛を与える"アカハラ(アカデミック・ハラスメント)"にあたると判断し、318日付で教授を減給処分に。管理監督者の責任として、医学部長と附属病院長を厳重注意処分としました。

 

 聞き取り調査に対し教授は、「理由があって相手に言ってしまった」などと話しているということです。

 

 大学側は「機会のあるごとに職員に注意喚起を行ってきたところですが、あらためて所属職員に対し、徹底してまいります」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の教授は「理由があって相手に言ってしまった」とのことですが、
理由も無く言ったとすれば単なる異常者です。
そんな中途半端な回答しかしないと言う事は、
本当に嫌がらせ目的での事案だったことを暗に認めているのですね。
大学側のコメントも判で押した様で、反省の欠片も見られません。
バカに権力を持たせると碌な事に使わない見本の様な事案です。

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