女性議員、性差別経験4割 セクハラ7割が同僚から 全道調査
2021年3月8日(月) 6:06 北海道放送
道議会と道内の市町村議会の全女性議員を対象に、北海道新聞社が行ったアンケートで、議員活動中にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)または差別や偏見を受けた議員が、回答者の40%に当たる93人に上った。セクハラを受けた議員は69人で、うち71%に当たる49人は同僚議員から、有権者からも41%の28人あった(複数回答)。3月8日は女性の地位向上や性差の解消に向け、国連が定めた「国際女性デー」。
アンケートは「女性の政治参画」をテーマに、昨年12月末時点で女性議員だった321人が対象。道議会を含む全180の議会事務局を通じて調査票を送付し、今年2月末までに231人が答えた。回答率は72%。
セクハラの具体的な中身は、容姿や年齢、性行為に関する発言が21人と最も多く、胸や尻など身体への接触が15人、酒席での酌やキス、交際などの要求が11人と続いた。
女性であることで差別や偏見を受けた経験が「ある」と答えたのは65人。自由記述では「女のくせに」など女性蔑視ととれる言動や「男は仕事、女は家庭」といった性別役割意識の押し付け、議会人事での不当な扱いなどが挙げられた。
セクハラや差別・偏見をいずれも受けたと回答した議員は42人いた。
《カウンセラー松川のコメント》
まだまだ男社会の議会。
議員の後援会も男性が多く、
また幹部は高年者でありハラスメントに対する意識も低そうです。
議員にしても後援者にしても、このアンケート結果に対して
自身の言動を振り返り、何一つ恥じ入る事がなかったかを
考えて欲しいと思います。
しかし、この数字を引き合いにして
[議員の一定数や割合を女性にする]は暴論だと思います。
選挙は有権者が自由に選ぶものであり、
性別や年齢の枠を設けてしまった時点で自由選挙ではありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿