2021年3月26日金曜日

「言い訳してみろ、ばか」 船橋市、パワハラで課長2人処分 叱責40分、仕事外しも

「言い訳してみろ、ばか」 船橋市、パワハラで課長2人処分
 叱責40分、仕事外しも

 

2021年3月26日() 12:08配信 千葉日報

 

 暴言を交えて40分間叱責(しっせき)したり、担当業務から意図的に外したりするなど部下へのパワーハラスメントを繰り返したとして、船橋市は25日、建設局の男性課長(55)を減給10分の13カ月)の懲戒処分にしたと発表した。健康福祉局の男性課長(53)も暴言などによるパワハラで戒告の懲戒処分にした。

 

 船橋市でのパワハラ処分は初めてで、本年度から職員アンケートに明記したパワハラ欄に被害の申し出があって調査。職務上の必要範囲を超えていたと認定した。2人とも処分は24日付。

 

 市によると、建設局の課長は2019年から昨年9月にかけ、部下3人に「言い訳してみろ、ばか。ふざけんな」などと威圧的に声を荒らげ、時には40分叱り続けた。うち1人には業務から突然外し、無視するような態度も取ったという。

 

 昨年10月に市が各職員から回収した職場アンケートでは9人が同課長によるパワハラを指摘したという。

 

 健康福祉局の課長は昨年9月ごろ、部下1人に「センスない。ばか。中学生のような文章」と発言するなど威圧的な態度を取った。

 

 課長2人とも、市の調査に対し「指導の一環だった」と説明しているが、言動は改めたという。

 

 松戸徹市長は「社会全体でハラスメント防止に取り組む中、模範となるべき公務職場での事案は誠に遺憾で、深くおわびする」とのコメントを出した。研修や相談窓口周知を徹底する。


※ 別の報道も参考に掲載致します 

「めんどくせーなお前は」など部下に暴言 千葉県船橋市の職員を懲戒処分

 

2021年3月26日() 15:10 千葉テレビ

 

 仕事でミスをした部下に対し、暴言を吐くなどのパワーハラスメント行為を繰り返していたとして千葉県船橋市は25日、男性課長2人を減給などの懲戒処分としました。

 

 減給10分の13か月の懲戒処分を受けたのは、船橋市建設局の男性課長(55)です。市によりますと、男性課長はおととし7月から去年9月にかけ仕事でミスをした20代から50代の部下の男性3人に対し「バカ」「言い訳して見ろ」「めんどくせーなお前は」などの暴言を吐いたほか、無視するような態度を取るなどパワハラ行為をしたということです。

 

 市の聞き取りに対し男性課長は、「指導の一環だった」と話していて、反省している様子は見られないということです。また、同じく部下にパワハラ行為を行ったとして健康福祉局の男性課長(53)を戒告処分としました。

 

 また市は管理監督者の部長2人に対し、文書による厳重注意としました。


《カウンセラー松川のコメント》

2つのハラスメント加害者に対しての処分のニュースでした。

建設局男性課長:
何が二人の間に起きたのでしょうか?
それにしても「バカ」「言い訳して見ろ」「めんどくせーなお前は」の言動を
「指導の一環だった」と平気で答えられるのですから、
相当に神経が図太いのか、根っからの悪なのでしょう。

健康福祉局男性課長:
「センスない。ばか。中学生のような文章」との言動が有った様ですが、
「ばか」は余計でしたね。

4 件のコメント:

  1. 言い訳を40分以上して差し上げたいです。
    しかし指導だなんてよく言えたものだわ。

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  2. 「40分も叱責を続ける執拗さを仕事に向ければ良い職員になれたのに」と思いましたよ。
    「指導」なんて口からのでまかせですよ。

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  3. 2時間説教していた人に関わったことがあります。
    私はうまく流しましたが、被害者は続出でした。
    世の中、勘違いさんがいますなぁ。

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    1. 40分でも2時間でも、説教の内容は10分程度で、後は同じ内容の繰り返しか、どうでもよい持論展開ですよね。
      説教は長くなればなる程に効果は薄くなりますし、単なる嫌がらせ要素が浮上しますので逆効果にもなります。

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