教員懲戒処分4年ぶり増加 指針見直しへ
2021年3月18日(木) 16:16 南海放送
鹿児島県内の教員の不祥事による懲戒処分の件数が、今年は4年ぶりに増加したことが分かりました。県教育委員会は懲戒処分の指針を見直す方針です。
(東條広光教育長)「不祥事根絶に向けた取り組みを強化・継続していかなければいけないと認識している。」
これは18日の県議会で、県教委が明らかにしたものです。県内の教員の懲戒処分件数は今年度は18日現在で9件で、4年ぶりに増加に転じました。
9件のうち4件はわいせつ・セクハラなどで、小学校の30代の男性教諭が、自宅に招いた知人女性の背中や腹を触り、腕に全治2週間のけがをさせた事案などが含まれています。
これを受けて県教委は、懲戒処分の指針に新たにハラスメントの規定を加えるなど、見直しを行う方針です。
また、不祥事案の調査を迅速化し、女性が被害にあった場合は女性が事情を聞くなど、対応マニュアルも改善する方針です。
《カウンセラー松川のコメント》
様々な教員の不祥事が報道される中で、
鹿児島県は4年ぶりに増加だったとは、今まで良く頑張ったと思います。
しかし、気になった点としては
[女性が被害にあった場合は女性が事情を聞く]この部分です。
同性が事情聴取をした方が好ましいとの説がありますが、
それは一般論であり、肝心なのは聴取する側の人間性です。
性犯罪の被害者女性に対して女性警察官が対応した際に
同性ならではの批判めいた言動が問題となった事例もあります。
逆に、異性だからこその同情で被害者に寄り添えた事例もあります。
よって一概に[事情聴取は同性の方が良い]と言う発想は
安易とも言えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿