借りたパチンコ代６万円返済せず、指導名目で暴力も…パワハラで警部補を戒告

借りたパチンコ代６万円返済せず、指導名目で暴力も
…パワハラで警部補を戒告

 

2021年3月19日(金) 15:43　読売新聞

 

　奈良県警監察課は１８日、部下の警察官２人にパワハラ行為を繰り返したとして、生駒署の男性警部補（４５）を戒告処分にしたと発表した。また、県警は、警部補の申し出により、同日付で巡査部長に降任させた。

 

　発表によると、警部補は２０１７年７月～１８年３月、当時勤務していた香芝署で、２０歳代だった男性警察官に、指導名目で頭を手のひらでたたいたり、蹴ったりしたほか、パチンコ代として計約６万円を借用し返済していなかった。部下にけがはなかった。

 

　また、今年１月下旬～２月上旬には、生駒署の部下の２０歳代女性警察官に指導名目で大きな声でどなったり、無視をしたりしていた。

 

　２月に監察課に匿名の封書が届いて発覚。県警はパワハラ行為と認定した。警部補は「暴力を用いた指導がだめなことは分かっていたが、部下の態度に腹が立った」と釈明し、反省しているという。中西和弘首席監察官は「さらに職員に対する指導、教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

《カウンセラー松川のコメント》

ダメ人間の紹介をしているのかと思いました。
［部下に対して無視］を指導だと思っているならば、
人として間違っていますので、そこから徹底した教育が必要ですね。