2026年10月1日木曜日

ロープで鉄棒に宙づり パワハラ行為の消防士を停職処分 福岡

ロープで鉄棒に宙づり パワハラ行為の消防士を停職処分 福岡

 

2026年10月1日(木) 16:57 毎日新聞(出来祥寿)

 

 京築広域圏消防本部(福岡県豊前市)は1日、福岡県嘉麻市の県消防学校で他消防本部所属の年下の同期生2人へのハラスメント行為で、20代の男性消防士を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。9月25日付。

 

 京築広域圏消防本部によると、①被害者をロープにくくり鉄棒に宙づりにした②学生寮の居室で頭部をつかんで壁に後頭部を打ち付けた③日常的に「デブ」などと人格を否定する暴言を浴びせた――など計7件をハラスメントとして認定。土下座する姿などを撮影して同じ小隊のLINE(ライン)グループへ送信もしていた。

 

 被害者が消防学校に相談して発覚。男性消防士は「体を鍛えるため」「冗談でやった」などと釈明するが、一部を「事実と違う」と否定もしているという。消防士は、教育環境を著しく悪化させた、などとして県消防学校を退学処分となった。

 

 八木秀敏消防長は「被害者や消防学校に申し訳なく、おわびして再発防止に努めたい」と話した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

懸垂強制、宙づり、「デブ」と暴言 消防学校でのハラスメントで処分


2026年10月1日(木) 21:00 朝日新聞(城真弓)

 

 消防学校入校中にハラスメント行為をしたとして、京築広域圏消防本部(福岡県豊前市)は1日、20代の男性消防士を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。9月25日付。

 

 消防本部によると、男性は県消防学校(嘉麻市)に入校していた2025年、同じ訓練教育を受けていた他の消防本部の職員2人に対し、終業後に体をロープでつなぎ懸垂を強制したり、宙づりにしたり、頭をつかみ壁に打ち付けたりした。また、「デブ」「消防にいる価値はない」と日常的に暴言を吐くなどもし精神的・身体的苦痛を与えた。

 

 教育環境を悪化させたとして退校処分になったことから、消防本部が事案を把握。聞き取り調査に対し、男性は「事実と違う」と一部行為を否認し、「体力を上げるため」「遊びの延長」などと説明したという。被害職員の1人は男性と寮が同部屋で、年上だった男性がまとめる立場にあった。




鉄棒と体をロープでつなぎ強制的に懸垂、「やめろ」など日常的に暴言
…同僚へのハラスメントで消防士停職

 

2026年10月2日(金) 12:15 読売新聞

 

 京築広域圏消防本部(福岡県豊前市)は1日、20歳代の男性消防士が県消防学校への入校中、年下の同僚2人に暴行を加えるなどのハラスメント行為を行ったとして、停職5か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月25日付。

 

 同本部によると、消防士は2025年、自習時間中に屋外の鉄棒と同僚の体をロープでつないで強制的に懸垂を続けさせたり、宙づりにしたりした。他にも頭をつかんで壁に後頭部を激しく打ち付け、日常的に「デブ」「早くやめろ」と暴言を吐くなどした。

 

 被害者が教官に報告して発覚し、退校処分となった。同本部も調査を行い、約3か月間にわたって「精神的、身体的な苦痛を与えるハラスメント行為があった」と認定した。消防士は「体力を高める訓練の一環だった」「遊びの延長で冗談のつもりだった」と話し、一部否認しているという。

 

 同本部の八木秀敏消防長は「公務員としての自覚と責任、職員相互間での人格の尊重について改めて指導を徹底する」と陳謝した。


《カウンセラー松川のコメント》

1署3分署1出張所で構成、消防監の消防長以下130名の組織です。
これはハラスメントではなく暴力行為です。
消防学校を退校処分になる様な消防吏員であれば、
それはもう悪質な人間であり、公務員としては不適なのですから、
分限処分の対象と言えるでしょう。
懲戒処分での厳罰よりも、分限免職にした方が組織の為だと思います。
また、余計なことかも知れませんが、
同消防本部のホームページも、統計が令和6年が最新版であったり、
消防本部の沿革では説明が不足、交通アクセスでも住所しか表示されない等、
管理部門の弱さが目立っております。

被害者の皆様へ
加害者と同じ消防本部で無かったことだけが唯一の救いだと感じました。
今後も専科教育で同じ期になる可能性もありますので、
その点は注意をしてくださいませ。