「STOP!コロナ差別」法務省が注意呼びかける動画
2021年3月5日(金) 21:59 TBS
新型コロナをめぐって、医療従事者などへの差別的な発言が相次いでいることを受け、法務省は注意を呼びかける動画を制作しました。
「コロナを恐れて過剰な反応になっていませんか。これが差別が生まれる瞬間です」(法務省制作の動画)
この動画は新型コロナをめぐる過剰な不安が医療従事者などへの差別的な発言につながっているとして、注意を呼びかけようと、法務省が制作したものです。
「STOP!コロナ差別」と題した動画は4種類あり、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も出演し、「不安を差別につなげちゃいけない」と、呼びかけています。
法務省の電話相談窓口には、新型コロナをめぐり「差別的な発言を受けた」といった相談が、今年2月までの1年間におよそ2300回寄せられていて、特に、家族が医療従事者であることを理由に、出社を控えるよう求められたり、学校行事への参加を拒否されたりしたといった相談が多いということです。
動画を制作した法務省の担当者は・・・
「感染症対策が過剰な反応になって、逆に他者を傷つけたりする。なかなか自分自身の気づきがない。命にもつながりかねない問題ということもありますので、改めてお一人お一人、色々と考えて頂きたいと思っています」(法務省人権擁護局
江口幹太 人権啓発課長)
法務省では、ネットやLINEでも相談を受け付けています。
《カウンセラー松川のコメント》
予防法も治療法も確立されていない新型コロナウイルス感染症。
感染防止の為に危機感を煽ることも大切ですが、
医療従事者等の感染していない者に対しての配慮が欠けていた部分もあります。
未知の病気に対して立ち向かっている関係者に対して尊敬する気持ちが足りないまま、
行政もマスコミもここまで来てしまっていたのではないでしょうか?
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