2021年3月26日金曜日

空手パワハラ問題、香川政夫強化委員長の職務を一時停止…練習で顔面を竹刀で突く行為

空手パワハラ問題、香川政夫強化委員長の職務を一時停止
…練習で顔面を竹刀で突く行為

 

2021年3月26日() 5:00 報知新聞

 

 空手の東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩(28)=JAL=が、全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫強化委員長(65)からパワーハラスメントを受けていたとの訴えを連盟に届けている問題で、全空連が香川氏の職務を一時的に停止したことが25日、分かった。

 

 全空連は31日に倫理委員会を開き、両者からも事情を聞いた上で、処分などを検討するが、香川氏が問題の当事者であることや、影響力の大きい立場であることを考慮し、この日までに暫定的な措置を本人に伝えた。倫理委で検討された処分内容は4月にも行われる理事会に諮って正式に決まるが、それまでは合宿など、代表に関する活動に携わることができない。

 

 植草が拠点を置き香川氏が監督を務める帝京大では、昨年末から練習の一環として、防具を着けていない選手の顔面を香川氏が竹刀で突く危険行為が行われていた。植草が失明の危険性を訴え、竹刀に緩衝材を付けるなどの対応や練習中止を求めたが受け入れられず、実際に目を負傷したケースもあったという。倫理委員会が事実を重くみた場合は、解任など厳しい処分に至る可能性もある。

 

 なお大学での活動に現時点では影響はないとみられ、同大の広報担当者は「まだ詳しい情報は入ってきていない」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

格闘技の指導なので厳しい指導の結果として
パワハラに至る可能性を秘めていると思いますが、
顔面を竹刀で突く行為は、未必の故意に当たると思います。
誰がどう考えても安全性が無担保の行為です。
指導の一環として何を求めていたのか釈明して欲しいです。
こう言う者に指導者は不向きです。

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