馬術指導者、教え子の男子高校生を暴行
鹿児島県連盟が役職を解任
2021年3月10日(水) 23:00 南日本新聞
霧島市内の乗馬クラブの50代男性指導者が昨年12月、教え子の男子高校生に暴行を加えていたことが10日、分かった。男性は県馬術連盟の理事と強化委員長を務め、今年予定されている三重国体馬術競技の監督が有力視されていたが、同連盟は1月、倫理規定に違反するとして、全ての役職を解任した。生徒側は霧島署に被害届を出した。
関係者によると、男性は昨年12月10日朝、同市の乗馬クラブで、自分が乗る馬の準備をするよう生徒に指示を出していたが、準備作業が終わっていなかったことなどに立腹。「めがねを外せ」と言った後、顔を手でたたき、腹部を蹴った。生徒は頭と腹部の打撲で全治1週間と診断。暴行以降、クラブでの練習には参加せず、別のクラブで活動を続けている。
男性は国体優勝経験があり、監督としても10回以上出場している。南日本新聞の取材に対し、「カッとなってしまった。反省している」と話した。
県馬術連盟は「体罰はあってはならない。再発防止に努めたい」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
[腹部を蹴った]この部分に指導としての意味を全く見出せません。
与えた準備の時間は十分だったのでしょうか?
何故、準備作業が終わっていなかったのか問うたのでしょうか?
そこから、この問題を検討する必要はあります。
[体罰の刑法に抵触するからダメ]正論です。
しかし、監督として長年務めていた人が、今まで問題にならなかったのは、
問題を起こしていなかったのか? それとも、問題が表面化していなかったのか?
この辺りも調べてみないと分かりません。
指導者として、イラっとする時があるのは人間として当然です。
しかし、暴力行為に及んでしまうと、今は問題視される時代です。
この部分に注意して熱血指導に当たって頂きたいです。
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