2022年10月8日土曜日

看守部長「仕事が遅い」、同僚を殴る蹴る…3週間のけが負わす

看守部長「仕事が遅い」、同僚を殴る蹴る…3週間のけが負わす

 

2022年10月8日() 8:53 読売新聞

 

 大阪刑務所は7日、同僚職員を暴行してけがを負わせたとして、男性看守部長(58)を減給4か月(100分の20)、男性看守部長(36)を減給3か月(同)の懲戒処分とした。

 

 発表によると、58歳の看守部長は7月、「仕事が遅い」として同僚職員に殴る蹴るの暴行を加えて、胸などに全治約3週間のけがを負わせた。36歳の看守部長は4月、別の同僚職員の胸や腹を殴り、肋骨(ろっこつ)骨折などのけがをさせた。

 

 同刑務所の柿添聡所長は「誠に遺憾。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「態度に不満」で同僚暴行、職員2人減給処分 大阪刑務所

 

2022年10月7日() 16:26 産経新聞

 

同僚に複数回暴行してけがをさせたとして、大阪刑務所(堺市堺区)は7日、いずれも看守部長の36歳と58歳の男性職員2人を同日付で減給の懲戒処分とした。

 

同刑務所によると、36歳の職員は4月23日、2度にわたって同僚の胸や腹を複数回殴り、肋骨(ろっこつ)を折るなど全治約1カ月のけがをさせた。58歳の職員は7月上旬、別の同僚の足を複数回蹴るなどして、全治約3週間のけがをさせたという。

 

36歳の職員は「態度に不満があり立腹した」、58歳の職員は「業務の遅さや失敗の多さにいらだち、我慢できなかった」と暴行の理由を説明しているという。

 

同刑務所は「職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

何でも上司や先輩同様に業務遂行が出来なくても当然のことです。
それを出来る様にするのが上司や先輩の役目です。
行為は暴行かも知れませんが、被害者が負傷しているのですから
これは傷害事件です。
しかし、職場内の行為なので事件化されずに
単なる懲戒処分で終わらせてしまうから、
再発防止が出来ないのだと私は思います。
刑務官の世界も階級社会の上に閉鎖された勤務環境ですから、
今後も発生すると思います。

被害者の皆様へ
これでパワハラの環境が簡単に改善するとは思えません。
今般の事案は加害者の懲戒処分で終了しましたが、
これからも気をつけて勤務して頂きたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿