女性隊員に数十回、過度な接触 海自呉がセクハラ処分
2022年10月14日(金) 15:47 中国新聞
海上自衛隊呉地方総監部(呉市)は14日、部下の女性隊員にセクシュアルハラスメントをしたとして、第1術科学校の男性海曹長(52)を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。
同総監部によると、2020年5月ごろから21年9月までの間、当時所属していた部隊で女性隊員に対し、コミュニケーションと称して肩に手を回したり頭をなでたりしたり過度な接触が数十回あったという。男性海曹長は「男女の隔たりなく接してしまった。被害者や多くの隊員の職場環境を悪くしてしまった」と反省しているという。
同総監部は、2件のパワーハラスメントも公表した。
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「男女隔たりなく接していた」
部下の女性隊員の頭をなでるなど “過度な接触”
海自・海曹長をセクハラで懲戒処分
2022年10月14日(金) 17:36 中国放送
部下の女性隊員に「コミュニケーション」と称して、肩に手を回すなどのセクシャルハラスメントをしたとして、海上自衛隊は50代の海曹長を懲戒処分としました。
停職5日の懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊第一術科学校の男性海曹長(52)です。
海上自衛隊呉地方総監部によりますと、海曹長は2020年5月ごろから翌年9月下旬までの間、当時、所属していた部隊で部下だった女性隊員に対して、「コミュニケーション」と称して肩に手を回したり、頭をなでたりといった過度な接触を複数回、行い、女性隊員に精神的・身体的苦痛を与えたということです。
ハラスメントを調べるアンケートで女性隊員が被害を訴えて発覚したということで、その後の聞き取りなどの結果、事実を確認したとしています。
海曹長は、「男女の隔たりなく接していた」とする一方で、ハラスメント行為を認め、「自分の行動が被害者及び多くの隊員の職場環境を悪くしてしまったことを悔やみ、行き過ぎたスキンシップであったと猛省しております」と話しているということです。海曹長は、すでに女性隊員に謝罪をしたということです。
海上自衛隊第一術科学校
総務部長の斉藤 浩司 一等海佐は、「隊員がこのような事案を生起させたことを重く受け止めております。隊員の服務指導及び身上把握を徹底し、同種事案の再発防止に努めて参りたい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
「男女共同参画」とか「女性の社会進出」なんて
カッコイイ言葉を役所は持ち出してますが
加害者の弁「男女の隔たりなく接してしまった」のとおり、
結局はどこかに男女の別が残っています。
加害者の言い訳に過ぎないのかも知れませんが、
本当に女性が社会進出をしたいのならば、
この様な言い訳をされない様な覚悟も必要なのでしょう。
男性が男性の身体に触れてもセクハラ事案にはならず、
男性が女性の身体に触れるとセクハラ事案になる様では、
いずれ男性社会の職場では「女性が職場に居ると問題が起き易い」と
女性の採用が恣意的に減らされる可能性もあります。
セクハラを擁護はしませんが、難しい問題であると改めて感じました。
被害者の皆様へ
ハラスメントの被害で泣き寝入りする必要はありません。
しかし、男性からの身体接触について、
行為者が性的目的を有しているかどうかも判断要素に入れないと
女性が女性の首を絞める結果になる可能性もあることには
留意して欲しいです。
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