「あほなこと考えてたらあかんぞ、おまえら」
市議が市職員らに威圧的言動
2022年10月26日(水) 12:27 京都新聞
滋賀県長浜市の浅見宣義市長は25日、9月定例月議会などで押谷與茂嗣市議が市幹部職員らに威圧的言動や服の襟元をつかむなどの暴行をしたとして、厳格な対処を求める申し入れ書を21日付で市議会の松本長治議長に提出したと明らかにした。
申し入れ書によると、押谷市議は9月20日の市議会予算委員会の総務教育分科会で、長浜バイオ大の公立化や滋賀県立高等専門学校の誘致などを巡り、市職員の答弁を遮ったり、「あほなこと考えてたらあかんぞ、おまえら」「ほんまのことゆえや、はよ」などと発言したりした。また、発言しようとした他の職員に「もうええ、もうイエスマンいらん」などと侮辱的な発言を繰り返したという。
10月20日の総務教育委員会やその休憩中には市幹部職員を罵倒し、委員会終了後には江畑仁資副市長の服の襟元をつかむ暴行を加えたという。
市は押谷市議の言動は地方自治法に反する行為で、問題視される重大な事案としている。
申し入れを受け、松本議長は「ハラスメントは許されるものではない。議会として真摯(しんし)に受け止め、事実関係を調査し、より良い方向に向かうよう全力で取り組みたい」としている。
押谷市議は「市民目線に立って熱が入り、言い過ぎた発言は反省する。(副市長には)叱咤(しった)激励しただけ。厳しい市民生活の中で市政を見たとき、あかんことはあかんと指摘しただけだ」と話した。
《カウンセラー松川のコメント》
襟元を掴んだのを「叱咤激励しただけ」と言いきれる神経、
このくらい図太い神経でないと議員は務まらないのでしょうか。
地方議員が職員に強い言葉で指示的な発言をする事は少なくありませんが、
罵倒は人格否定の可能性もありますし、襟元を掴むのは暴行と看做されます。
まぁ議員も人格だけで選ばれている訳ではないでしょうから、
こんな事案も起きてしまうのでしょうね。
被害者の皆様へ
職員は議員の下僕ではありません。
議員だからと言って横暴を看過せず
悪事に対しては断固対応してください。
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