2022年10月20日木曜日

京都府警の60代警部補「おまえはあほか」 暴言繰り返す、パワハラで処分

京都府警の60代警部補「おまえはあほか」
 暴言繰り返す、パワハラで処分

 

2022年10月20日() 13:03 京都新聞

 

 部下2人にパワハラを繰り返したとして、京都府警監察官室は20日までに、府警組対2課の60代男性警部補を本部長訓戒の内部処分にした。処分は6日付。

 

 府警によると、警部補は20203月~213月、部下に対して「おまえはあほか」など日常的に暴言を浴びせた。また、同12月~今年3月、別の部下に対し暴言を繰り返したほか、捜査車両内で「道を分かっているのか」「間違えるな」と大きな声を上げ、後部座席から部下が座る運転席を2回蹴ったという。

 

 警部補は「部下を育てるためだった」と話し、「部下につらい思いをさせて申し訳なかった」と反省しているという。府警監察官室は「職員に対する指導、教養を徹底する」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

もうすぐ定年なのに懲戒処分とは残念なことです。
ミスをした者を怒鳴りつけてしまう。
戦後生まれでも職人肌にありがちな行動とも言えます。
昭和や平成の公安職の職場でのミスは大事になり易いので、
厳しく叱られることも多かったでしょう。
それが今では「おまえはあほか」でも暴言となってます。
状況や頻度によって見方も変わりますが、
この程度の発言で人格否定と判断かるのは大袈裟と感じてます。
運転していての道を間違えるのも、事前の調べが悪いとも言えますから、
叱られても止む無しでしょう。
身体への直接攻撃でなく、椅子の背もたれを通じてますけど、
それでも暴力と看做されるのでしょうね。
これからの指導は「優しく丁寧に」なのでしょうね。
しかし、そんな甘い指導で厳しい仕事に臨めるのか疑問です。

被害者の皆様へ
同僚とかが見ている所で叱責されるのほど気まずいこともないでしょう。
それが繰り返されたのですから、精神的には辛かったと思います。
その辛さを加害者は懲戒処分と言う形で返されたのですから、
これでこの案件は解決としましょう。

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