教頭からのハラスメント行為で精神的ストレス
およそ1500万円の損害賠償を求め県立高校教諭が県を提訴
2022年10月4日(火) 11:18 テレビ山梨
山梨県の県立高校の教諭が教頭からのハラスメント行為で精神的ストレスを受けたなどとして、県を相手取りおよそ1500万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
甲府地裁に訴えを起こしたのは、県立高校に勤務し休職中の女性教諭です。
訴状によりますと、教諭は2020年12月、喘息が悪化し「薬がきれて苦しい」などと訴えたにもかかわらず教頭から繰り返し業務を続けるよう命令されたなどとしています。
教諭は当時治療のため特別休暇を取得していて、この日は業務の引継ぎのため出勤していました。
教諭はハラスメント行為により心的外傷後ストレス障害=PTSDと診断されたなどとして、県を相手取り、慰謝料など合わせておよそ1500万円の損害賠償を求めています。
県の高校教育課は、「訴状は確認している。現時点で回答することはない」としています。
《カウンセラー松川のコメント》
持病が発症しているにも関わらず勤務続行を命じるのは
既にパワハラの域を超えて、安全管理義務違反や傷害行為です。
加害者の教頭も何を考えていたのでしょうか。
被害者の方へ
この様な行為に対しては断固として闘うべきであり、
同様の行為が如何に危険であるかと同時に
愚かな行為であることを裁判で示してください。
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