2022年10月7日金曜日

【独自】看護学校でのパワハラ、国が調査へ 木更津など発端「実態把握必要」 千葉県外の学校でも問題に

【独自】看護学校でのパワハラ、国が調査へ
 木更津など発端「実態把握必要」 千葉県外の学校でも問題に

 

2022年10月7日() 11:51 千葉日報

 

 木更津市の木更津看護学院など看護師等学校・養成所で教員によるパワハラ疑惑が相次いでいる問題で、国が実態把握に向けた調査を検討していることが6日、複数の関係者への取材で分かった。同学院の元生徒らでつくる団体などが厚生労働省などに調査を要望したのに対し、担当者は「調査をしなければいけない」と必要性を認めたという。本紙報道などを受け、国が看護教育における問題点を重視した格好だ。

 

 国に要望を行ったのは「木更津看護学院に正常化を求める会」と県外校の保護者ら。同会メンバーらは4日、ネットで募った28409筆の署名簿と要望書を同省と文部科学省の担当者に提出した。

 

 同席した文科省の担当者は千葉日報社の取材に、厚労省が実態把握に向けた調査を検討していると明らかにしたことを認めた。

 

 要望に同行した本県選出の元衆院議員と市議も同様のやり取りがあったことを認めた。調査の時期や手法、規模などの詳細は、今後検討をするとの回答だったという。

 

 厚労省側は取材に対し、担当者不在を理由に調査については回答しなかった。

 

 同会のメンバーは、国による調査検討を評価した一方で、「大学や短大も含めた看護教育で、休学中や退学した全ての当事者の話を聞いてもらいたい」と訴えた。

 

 木更津看護学院のパワハラ疑惑を巡っては、学校側は大量退学の事実を認めたが、パワハラについては否定。一方で、本紙の報道を受け弁護士ら第三者による「ハラスメント調査委員会」を立ち上げ、年内に報告書をまとめる予定という。同様の疑惑は県外の複数の学校でも問題になっており、看護教育の現場におけるパワハラ体質を指摘する声もある。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【独自】看護学校の大量退学問題 パワハラ有無、生徒らに聴き取り調査へ <ちば特 千葉日報特報部> (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
北海道立江差高等看護学院の件だけでなく、
千葉県内でも君津木更津医師会が運営する木更津看護学院でもパワハラ案件となり、
政府としても看過出来ない状態と判断したのでしょう。
医師と共に命を扱う大切な有資格者育成機関でありますので
厳しい教育もあるかも知れませんが、
それがハラスメントを肯定する要素にはなりません。
他校の実態についても把握をして、健全な看護師養成教育をして欲しいです。

被害者の皆様へ
今般の政府の対応は皆様の力も原動力となっております。
しかし、皆様にとっては木更津看護学院の真相究明と解決が重要でしょう。
これからも、御苦労は多いと思いますが頑張って欲しいと願っております。

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