2022年10月6日木曜日

福岡市医師会調査 医療機関でハラスメント相次ぐ

福岡市医師会調査 医療機関でハラスメント相次ぐ

 

2022年106日(木) 9:18 NHK

 

いま、医療機関に対する暴力や迷惑行為といったハラスメントが相次いでいるといいます。

福岡市医師会のアンケート調査で回答した医療機関の4割あまりが暴言や電話でのクレームなどがあったと答えました。

福岡市博多区の内科クリニックです。

コロナ禍でワクチン接種や発熱外来など業務が大幅に増える中、窓口で患者から理不尽な要求をつきつけられたこともありました。

「まだ打てないのかと。ずっとそれで私どもにクレームを言ってくる/物理的に距離が非常に近いので女性職員が多いので、大きな声を出されたり興奮してお話しをされると非常に萎縮するというか、恐怖感を感じています」。

クレームの中には、行政に向けた内容も。

「書類の自宅待機期間を変更してほしい」。

「PCR検査の結果を早く教えてほしい」。「治らないので診察代を返してほしい」。

感染者が多い時期は電話が殺到し、中には一方的にどなり続ける人もいて、ストレスで頭痛や腹痛を訴えるスタッフもいました。

「私たち無床診療所は職員の数が限られていますのでやはり対応できる限界っていうのがありまして優しくですね、対応していただけたらありがたいと思います」。


《カウンセラー松川のコメント》

どの様な業界でも繁忙期になると顧客からの苦情は発生し易くなります。
その苦情内容が業務上のミスであるならばやむを得ませんが、
「順番待ち長い」「急いでいる自分を先にしろ」「保証外の内容について補償しろ」
等の我が儘な苦情が多いのが現代社会となっています。
また、報道でも言及されていますが、
窓口を含めスタッフに女性が多いのもクレーマーを増長させる要因でしょう。
そして、この様な理不尽なクレームが発展して脅迫や強要や暴行事案に至り、
医療機関としても保安器具を用意する等の対策に迫られています。
今般の報道は福岡県についてですが、
これは国内全体の傾向と考えて良いと思います。

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