2022年10月11日火曜日

警察内でパワハラか…元警察官の20代男性が県に慰謝料300万円求めた裁判 県は請求棄却求める

警察内でパワハラか…
元警察官の20代男性が県に慰謝料300万円求めた裁判
 県は請求棄却求める

 

2022年10月11日() 20:20 石川テレビ

 

 元警察官の男性が上司からパワハラを受けたなどとして、石川県に慰謝料を求めた裁判が始まりました。

 

 この裁判は、去年6月まで石川県警に勤務していた20代男性が、上司から殴る蹴るの暴行を受けたり「死ね」「殺していいけ」などの暴言を吐かれたりして、睡眠障害などを発症し退職に至ったとして、県に300万円の慰謝料を求めているものです。

 

 第一回口頭弁論で県は原告側の請求を棄却するよう求め、主張などは次回の裁判で明らかにするとしています。

 

原告:

「パワハラの内容について向こうにちゃんとした説明責任を果たしてもらう。今回のパワハラ云々について直接的な映像や音声はない。それ以外でどう認めてもらうかが肝になってくると思うので気を抜かずに対応したい」

 

 次回の裁判は11月11日に開かれます。



※ 他社のニュースも掲載致します

上司から暴行や暴言
 元石川県警警察官による訴訟で初の口頭弁論

 

2022年10月11日() 19:43 テレビ金沢

 

石川県警勤務時代に上司からパワハラを受け、退職に追い込まれたとして元警察官が損害賠償を求めている裁判。

 

11日、初めての口頭弁論が金沢地裁で開かれた。

 

この裁判は、去年6月まで石川県警に勤めていた20代の男性が起こしたもの。

 

男性は2018年4月からおよそ1年間、大聖寺警察署の少年係として勤務していた際、上司から殴る蹴るの暴行や暴言を吐かれるなどのパワハラ行為があったと主張している。

 

睡眠障害や不安障害を発症した男性は去年6月、石川県警を退職。県に対して300万円の損害賠償を求めている。

 

この日の裁判では、次回の口頭弁論の日程を11月11日に決めたうえで、次回の裁判では男性側と県側の双方が具体的な主張を記載した書類を提示するとして終了した。

 

元警察官の男性は報道陣の取材に対し、「相手の主張に対してしっかりとした情報を裁判の中で明らかにしたい」と話している。

 

 

 

「死ねや」「殺していいけ」
元警察官がパワハラを提訴 初弁論で県は棄却求める

 

2022年10月11日() 19:26 北陸放送

 

「死ねや」「殺していいけ」などの暴言を日常的に受けたと訴えています。

 

石川県警の元警察官の男性が上司から暴言や暴力などのパワーハラスメントを受けたとして、石川県に対し損害賠償を求めている裁判の初弁論が11日開かれました。県は訴えを退けるよう求めています。

 

元警察官の男性

「正義の気持ちを持って警察官を志したわけで、正直警察官になってはいけない、なるべきではない人格の人が組織の中にいるということ自体があり得ないなと思ったし…」

 

訴えを起こしたのは、去年6月まで石川県警に勤務していた20代の男性です。2018年に大聖寺警察署に勤務していた男性は、上司から「死ねや」「殺していいけ」などの暴言や、殴る蹴るなどの暴行を受けるパワハラの被害にあったと訴えています。

 

元警察官の男性

「胸倉をつかんだりとか、そういったことはちょくちょく。誰もいないような部屋に入れられてそこでお前やる気あるんかと胸倉をつかまれたりとかは結構あったので、上の人たちは仕事ができればあえて問題化しない限りは見て見ぬふりという空気ではある」

 

その後男性は、精神的なストレスから不安障害や睡眠障害を発症。所属課長との面談の際、男性は今後の話の中でこのような質問を投げかけられました。

 

所属課長

「パワハラ被害を申告すれば、もう2度と捜査の部門で勤務することはできなくなる。君は上司からパワハラをされていると思うか?

 

男性は上司のパワーハラスメントにより不安障害を発症し、仕事も辞めざるを得なくなったとして、精神的苦痛や経済的損失に対する慰謝料300万円を県に求めています。

 

「許せないなと単純に思ったし、そんな人たちが警察官として制服を着て、県民の皆様のためにとやっていることが僕はそれがうそつきとしか思えなかったので、暴力はいけませんとか言う立場にすらなれないのではないかと単純に思ったので、それを正せる機会があるとすればこの訴訟しかなっていないのではないか」

 

金沢地裁で11日行われた初弁論では互いの主張が確認され、県は請求の棄却を求めました。石川県警察本部警務課の谷本憲正次席は、「係争中の案件なのでコメントを差し控える」としています。次回は1111日に口頭弁論が行われる予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

警察とは言え完全に正しい者だけで構成されていないのは
昨今の警察官による非違行為や犯罪の報道でお分かりでしょう。
そして、階級と力が正義になりがちなのが
武器を扱う職場の傾向とも言えます。
そして、昇進試験の合否も人間性より
日頃の人間関係で左右され易い部分があるとも言えます。
当面の間、警察も腐敗した者がそれなりの地位に就く環境でしょう。
地元採用では真面目に勤務しても、どんなに努力しても、
絶対にトップにはなれない上に、国家公務員が支配を続ける限りは
テキトーに勤務し、無事退職するのを願う警察官も少なくないでしょう。

被害者の方へ
相手は警察。国家を相手にする様なものです。
確固たる証拠を持っていないと、勝訴は厳しいかも知れません。

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