2022年10月26日水曜日

野球部員に暴言繰り返す パワハラで東明館高校の監督を7日間の停職処分【佐賀県】

野球部員に暴言繰り返す
 パワハラで東明館高校の監督を7日間の停職処分【佐賀県】

 

2022年10月26日() 17:40 サガテレビ

 

2021年、夏の甲子園に出場した東明館高校は、野球部員に対して暴言を吐くなどパワーハラスメントを繰り返していたとして、野球部の監督を1017日から7日間の停職処分にしました。

 

懲戒処分を受けたのは、東明館高校野球部の30代の監督です。

20198月に監督に就任し、2021年、初めて夏の甲子園出場を果たしていました。

東明館高校によりますと、912日、学校に「野球部の監督が部員に対して暴言を繰り返している」などといった匿名の文書が届いたということです。

その後、関係者への聞き取り調査や、ハラスメント委員会を立ち上げ、審査した結果、1011日に常習的な暴言監督の暴言が原因による部員の退部など、パワーハラスメントを繰り返していたとして監督を停職7日の懲戒処分にしました。

「監督の進退については日本高野連の判断を受けて決定する」としています。



※ 他社のニュースも掲載致します

甲子園出場監督がパワハラ、佐賀 東明館高校、停職7

 

2022年10月26日() 11:57 共同通信

 

 2021年夏の甲子園に出場した私立東明館高校(佐賀県基山町)で、野球部監督を務める30代の男性教諭が、部員に常習的な暴言などパワハラをしたとして、学校法人が停職7日の懲戒処分にしたことが26日、高校への取材で分かった。処分は17日付。

 

 高校によると、暴言のほか、威圧的な立ち振る舞いもあり、部員がけがを報告しにくい雰囲気があった。一連の行為が原因で数人の部員が辞めたという。監督は198月に就任した。野球部は現在、代理の監督の下で活動している。

 

 高校は県高野連を通じて日本高野連に報告した。高校は「管理体制の不備を重く受け止めている」としている。

 

 

 

東明館高、野球部監督のパワハラ認定
 暴言などで停職7日の処分に

 

2022年10月26日() 11:14 朝日新聞(大村久) 

 

 佐賀県基山町の私立東明館高校は25日、常習的な暴言などのパワーハラスメント行為があったとして野球部監督を17日から7日間の停職処分にしたと発表した。日本高野連にも報告したという。

 

 発表によると、912日に匿名で監督の部員に対するハラスメント行為を伝える書面が学校に届き、校内での聞き取りなどを経て審査委員会を立ち上げて審査。常習的な暴言のほか、「けがに対する対応」などについてパワハラ行為を認定した。監督は20198月に就任し、21年夏に初の甲子園出場に導いた。


《カウンセラー松川のコメント》

高校の野球部で実力があると勝利至上主義になりがちなのでしょう。
やはり「目指すは甲子園」「甲子園で優勝」となるのも
競技スポーツなら当然の成り行きです。
そうなると、指導で多少の厳しさどころか相当な厳しさも現れるでしょう。
その厳しさがハラスメントになり、部員の不満となると、
いくら甲子園出場の実績を作っても学校しては看過出来なくなります。
学校教育に於ける部活動のあり方を考え直す必要があるのかも知れません。

被害者の皆様へ
高校野球をする以上は甲子園に行きたいのも当然です。
だからと言って理不尽な言葉の暴力には遭いたくないのも当然です。
厳しさと暴言暴力は別物ですので、その違いは分からない指導者には
去って頂いて当然でしょう。
これからの部活をどうするかは、皆さんの考え方次第かも知れません。

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