2022年1月15日土曜日

在院少年に暴行 教官を減給処分 茨城・牛久 農芸学院

在院少年に暴行 教官を減給処分 茨城・牛久 農芸学院

 

2022年1月15日() 6:00 茨城新聞

 

少年院「茨城農芸学院」(茨城県牛久市)14日、在院者の少年に暴行したとして、法務教官の男性(55)を減給100分の20(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。同日付。

 

同院によると、教官は昨年93日午前1050分ごろ、教官室で、少年の医務診察に立ち会っていた際、少年の右頬を1回平手打ちした後、もみ合いになりベッドに押し倒すなどの暴行を加えた。少年が医師との会話で聞き分けのないことを話していたため、腹を立てたという。

 

三好清凡院長は「矯正行政への信用を失墜したことに深くおわび申し上げます。職員への指導を徹底し、再犯防止に努めてまいる所存です」とコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

少年院は矯正施設であると共に教育施設でもあります。
また、在院者は当然ですが犯罪者です。
しかし、少年法の趣旨のとおり、人間性に未熟な部分もあり、
また生育歴から犯罪に手を染める者も居ます。
その様な点では、成人と異なり非常に扱いが難しいとも言えます。
しかし、法務教官も人の子ですから我慢の限度もありましょう。
暴力行為自体は正当化出来ませんが、事案の原因を究明しないと、
今後もどこかで誰かが同様の事案を起こす可能性は否定出来ないでしょう。

被害者の方へ
言い分はあるかも知れませんが、置かれている立場を弁える必要もあります。
何か困った事があるのならば、然るべき方法で相談するべぎてしょう。

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