メンタル不調の市職員が増加傾向
コロナ禍の窓口業務などにストレスも 千葉市
2022年1月21日(金) 18:10 千葉日報
千葉市職員でメンタル不調が理由で病気休暇を取得した職員が2020年度は延べ155人、休職した職員が延べ53人いたことが、市への取材で分かった。メンタル不調者は過去5年間で増加傾向にあり、市人材育成課の担当者は「心の健康保持の増進へ、メンタルヘルス対策が重要な課題」と話した。
同課によると、20年度、市長部局でメンタル不調を理由に病気休暇を取得した職員は延べ155人(市長部局全職員の3・5%)。16年度(延べ95人)から増加傾向にある。
メンタル不調による休職者も20年度は53人(同1・2%)いた。休職者全体におけるメンタル不調者の割合は8割を超えている。
同課は、メンタル不調の職員が増加傾向にある明確な理由は不明としつつも「マスクで市民の表情が読み取りづらく、窓口業務などにストレスを感じる職員もいるようだ」と説明。コロナ禍も職員のストレスの一因になっている可能性があるとした。
市は、精神科医や臨床心理士らによる悩み相談やメンタルに関する研修なども行っており、今後もメンタル不調者を減らす取り組みを継続する。同課の担当者は「それぞれ個々の不安要因を取り除くことができるよう引き続き対策を続けたい」と述べた。
《カウンセラー松川のコメント》
いつ終わるとも分からない自粛やコロナへの対応。
市役所職員も一人の人間ですから、市民同様に過剰ストレスでしょう。
しかし、訪問されるイライラした市民に対して、
イライラで返せないのですから、更にストレス過多となって当然です。
コロナ禍と言う特殊な状況下で研修と言う精神論に近い内容で
乗り切るのも難しいのではないでしょうか?
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