2022年1月16日日曜日

京都でも「ワクチンハラスメント」が問題に 接種を強要する風潮に警鐘

京都でも「ワクチンハラスメント」が問題に
 接種を強要する風潮に警鐘

 

2022年1月16日() 10:31 京都新聞

 

 新型コロナウイルスの流行が繰り返される中、ワクチン接種ができなかったり控えたりする人へのハラスメントが問題になっている。接種を暗に強要する風潮もあるとして、京都府などは社会の理解を広げる啓発動画を府内の主要駅で放映する取り組みを進めている。

 

 京都府などによると、接種歴を聞かれるのは就職活動中や医療現場の実習、職場などが多く、持病や副作用への不安などからワクチン接種を控えている人から「未接種であることが悪いことに思えてくる」「接種することが当然という圧力を感じる」との相談が寄せられているという。

 

 府内でワクチンを2回接種済みの人は8割を超えている。新たな変異株「オミクロン株」対策で国は国民への3回目接種を急ぐ構えで、接種をためらう人にとっては、周囲からのストレスをさらに感じる事態が懸念される。

 

 こうした中、府などでつくる京都人権啓発推進会議はハラスメントを防止する30秒の啓発動画を作成した。ワクチン接種は強制ではなく本人の意思に基づくもので、持病やアレルギー体質で打てない人がいることを周知している。

 

 動画はJR京都駅や宇治駅など府内14駅のデジタルサイネージ(電子看板)で放映している。府人権啓発推進室は「ハラスメントは許されない。ワクチン接種は任意であり、選択できることを改めて社会全体で理解してほしい」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

新型コロナウイルス感染症に対する対応は前例の無い状況なので
将来のついて不確かな部分があるのは事実です。
ワクチン接種によって重症化しない統計もありますが、
接種による副作用や後遺症が絶対に無いと言うデータは皆無です。
だから、国も地方自治体も税金を投入しつつも
ワクチン接種の強制は出来ないのです。
しかし、ワクチン接種が任意である理由を理解出来ない方は
医師の中にも少なからず存在しています。
その様な状況なので、医師や科学者で無い方が
ワクチン接種の任意の理由を知らないのも当然かも知れませんが、
コロナ禍で生きていく以上は知って当然とも言えます。
今まで知らなくても、今から知ってください。

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