複数女性にセクハラ繰り返す「10年以上前から被害」
小田原市職員を停職処分
2022年2月28日(月) 20:11 神奈川新聞
通りすがりに下半身を触るなど、複数の女性職員らにセクハラ行為を日常的に繰り返したとして、小田原市教育委員会は28日、教育部の男性職員(60)を停職2カ月の懲戒処分にした。一部の女性は「10年以上前からセクハラを受けていた」と説明しているが、被害の訴えを受けた職場の上司が報告を怠って発覚が遅れた。市教委は「不適切な対応だった」と謝罪した。
市教委によると、同じ職場内の3人の女性に対し、勤務時間中に職場で抱きついたり、下半身や胸を触るなどの行為を繰り返していた。昨年1月に被害女性が職場の係長に相談。しかし、係長は課長への報告をせず、男性職員へ口頭注意しただけだった。半年後に別の女性の胸を触っているのを複数の職員が目撃したことから発覚した。
男性職員は市教委の指導で被害女性に文書で謝罪。男性職員は「励ますつもりでボディータッチをして(自分は)面倒見がいいと思っていた」と話しているという。被害報告の遅れについて市教委は「明確なルールはないが、一般的な職務として上司に報告すべき事案だった」と説明した。
※ 記事作成後に報道されたニュースも掲載致します
11年前から被害訴える女性職員も
…市教委職員、何度も同僚の胸・腰触る「励ますため」
2022年3月1日(火) 20:23 読売新聞
神奈川県小田原市は28日、同日付で、市教育委員会教育部の男性職員(60)をセクハラ行為で停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。
男性職員は就業時間中、継続・反復的に複数回、相手の意に反し胸や腰など身体に触るセクハラ行為を行った。職場の同僚女性ら3人から被害の相談があり、市の聴取に男性職員も事実関係を認めたという。
今回の処分は昨年1月と7月の行為が対象だが、2011年頃から被害を受けていると訴えた女性職員もいたという。男性職員は「励ます時などコミュニケーションの一環でボディータッチしていた。認識不足だった」と話しているという。
《カウンセラー松川のコメント》
時代錯誤も甚だしい加害者と当事者意識の無い役所による無法状態です。
昭和生まれの男性は子供の頃に漫画等で職場の女性へのボディータッチが
問題視されず当たり前の様に表現されていたので、
罪の意識どころか善行を施していると狂信者の様な言い訳をする始末です。
そして、被害申告を受けても報告を怠った上司も
「共犯者」と言っても過言ではないでしょう。
まだまだ昭和生まれの役職員や従業員は居りますので
この調子ですと残念ながらあと数十年はセクハラが横行するかも知れません。
被害者の皆様へ
本来ならば無垢の被害者へ寄り添うべき上司までもが
加害者同様の感覚を持っていたのも災難だったと思います。
心身の不調を感じられましたら、心療内科や精神科での受診をお勧めします。
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