同僚釈明「軽率だった」 関電の障害者いじめ退職訴訟
2022年2月3日(木) 18:36 共同通信
関西電力で勤務していた身体障害者の男性(51)が、同僚から暴行やいじめを受けて退職を余儀なくされたのに適切な対処がなかったとして、関電に約2千万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が3日、大阪地裁(西岡繁靖裁判長)であった。関電側の証人尋問で同僚の男性が「いたずら心からの軽率な行為だった」と釈明した。当時の上司は、個人間のトラブルにとどまるとの考えを強調した。
同僚は証言台で、社内で男性の後ろから背中を手で押したり、膝の裏を突いたりしたと述べた。
訴状によると、男性は左半身が不自由で、いじめによる心的外傷後ストレス障害を理由に休職後、19年8月に退職した。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログの2020年12月17日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「暴行を繰り返し受けた」関西電力に採用された障害者の男性が「パワハラ被害」訴えるも 関電「暴行があっても業務とは関連がない」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
被告は「暴力行為と業務は無関係」と主張している事から問題は拗れてます。
しかし、成人男性が障害者に対して嫌がらせをして
「いたずら心からの軽率な行為だった」と裁判所で証言出来るのも
呆れるのを通り越して逆に感心してしまいました。
大人としての矜持があったら、
証言台で「自分は幼稚なおバカさんです」なんて言えませんよ。
こんな愚か者を放置していたなんて、会社も認めたくないのでしょうね。
被害者の方へ
業務中に発生した加害行為に対して会社は監督責任を負わない態度です。
しかし、相手は大企業ですから、油断せずに裁判を進めてください。
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