2022年2月21日月曜日

長崎市 諏訪神社セクハラ訴訟 第1回 口頭弁論

長崎市 諏訪神社セクハラ訴訟 第1回 口頭弁論

 

2022年2月21日() 19:16 長崎放送

 

長崎市の諏訪神社の宮司から継続的なセクハラ行為を受けていたなどとして20代の女性職員が宮司に対して損害賠償を求めている裁判で、宮司側は女性側の主張を否認したうえで争う姿勢を示しました。

 

この裁判は諏訪神社につとめる20代の女性職員が宮司から慰労会の席で太ももを触られるセクハラ行為を5年にわたって受けたほか、去年8月、宮司から顔を近づけてキスを求められたなどとして1万円の損害賠償を求めているものです。

 

21日、長崎地裁で1回目の口頭弁論が行われ、宮司側は女性側の主張を否認したうえで請求を棄却するよう求めました。

 

宮司側(永田 雅英弁護士)「こちらは裁判の事項は全部否認です。あとは裁判所に冷静に判断をしていただくと。裁判所の冷静な判断を待とうと思います」

女性側(青野 悠弁護士)「(宮司側から)反論が出ていますけれどもお互いに意見を述べて立証を尽くして裁判所に判断を仰ぐ」

 

次回の裁判は4月11日非公開で行われる予定です。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

【長崎】諏訪神社宮司セクハラ損賠訴訟の初弁論

 

2022年2月21日() 20:11 長崎文化放送

 

長崎市諏訪神社の宮司からセクハラを受けたとして長崎市の20代の女性が1万円の損害賠償を求めている訴訟の初弁論が長崎地裁で開かれました。

 

訴状によりますと女性は2016年以降、宮司に慰労会の席で太ももを触られたり、20206月から去年8月ごろにかけて「俺の愛人になれ」などの発言を受けたとしています。去年8月には、神社内の個室で握手を求められ、応じた際、そのまま引き寄せられてキスを迫られ、マスクを外されそうになるなどのセクハラ被害を訴えています。

 

原告女性の代理人の青野悠弁護士は「事実がどうだったのか、セクハラと認められる行為があったのかどうかというところを裁判所に認定してもらいたい。賠償目的じゃないんだよと、お金が目的ではないんだよというところを訴えかけていきたい」と話しました。

 

これに対し、宮司側は女性の主張を全て否認し、請求棄却を求めました。宮司側代理人の永田雅英弁護士「『抱き寄せて』キスをしようとしたことは絶対にないということを言い続けて、座っている宮司さんから『引き寄せられて』キスをされそうになったと訴状では変わってます。それはどうして変わったのか。もともとそうおっしゃってたのを誰かが作り変えたのかもともと原告が抱き寄せられたとおっしゃってたのか、その説明は次の裁判の時にしていただく」と話しました。

 

次回は411日にWeb会議方式で開かれる予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ1月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 宮司から「愛人になれ」 セクハラ被害、女性が提訴 長崎の諏訪神社 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
この事案報道で不思議なのは、
被害者について[職員]と記してあるニュースが少ないことです。
拙ブログでもこの神社の事案は昨年10月21日から掲載しておりますが、
[職員]と記しているのは12月1日付け長崎放送のニュースくらいです。
それ以外では[20代の女性]と記されています。
私もどうして、宮司と被害者が二人きりで部屋に居たのか謎でしたが、
宮司と神社職員の関係ならば、この状況の設定が理解出来ました。
しかし、何故殆どのニュースで職員であることを伏せているのでしょうか?
2月21日付けのニュースでも長崎放送だけが[職員]と記しています。
単に[20代の女性]と記すのと[職員]とでは、
受け取る側の印象も変わると思います。
この様なニュースの作り方に恣意的な何かを感じます。
ハラスメント事案としては裁判所の判断を待つしかない状態です。

0 件のコメント:

コメントを投稿