2022年2月11日金曜日

他の部員から「死ね」・コーチから無視…退学の野球部員が学校側を提訴

他の部員から「死ね」・コーチから無視…退学の野球部員が学校側を提訴

 

2022年2月11日() 23:58 読売新聞

 

 私立豊川高校(愛知県豊川市)の野球部員だった男子生徒(16)が、部内のいじめで退学を余儀なくされたのに、学校が適切に対応せず精神的苦痛を受けたとして、運営する学校法人に200万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。提訴は昨年12月。

 

 訴状によると、生徒は昨年4月、部活動奨学生として入学し、寮生活をしていたが、他の部員から「死ね」「殺すぞ」と暴言を吐かれたり、コーチに無視されたりした。生徒は10月、野球を続けようと県内の別の私立高にやむなく転校した。

 

 日本高野連の規定では、引き抜き防止のため転入生は1年間、試合に出場できない。やむを得ない事情がある場合、例外が認められるが、豊川高が部活継続の意思を伝えず、「いじめはなかった」との認識を示したため例外と認められず、入部できなかった。また、「いじめはあったように思うが、豊川高から報告がない限り何もできない」と調査を怠り、いじめの隠蔽(いんぺい)を助長したとして、県高野連にも10万円の支払いを求めている。

 

 生徒は代理人弁護士を通じ「とにかく早く野球がしたい。豊川高校にはいじめを認めてほしい」とコメント。豊川高校は「現時点で取材に応じることはできない」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

部内の虐めにコーチも加わっていたとは驚きました。
部活動奨学生として入学して来たのが気に入らなかったのか、
それとも成績が出せないので嫌いになったのか、
その辺りが分からないのですが、
どの様な理由にしても、指導者の言動としては間違っています。
高野連には捜査権がありませんので、
当該高校の回答を鵜呑みにするしかないでしょうから、
飛び火で引火した様に思えます。

被害者の方へ
指導者からの虐めにも遭い、本当に辛かったと思います。
この様な人間性の低い学校もある事を体験したことで
社会には悪い部分もある事を学んでください。

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