2021年6月30日水曜日

パワハラ訴訟でメールの文面偽造 弁護士会が退会処分

パワハラ訴訟でメールの文面偽造 弁護士会が退会処分

 

2021年6月30日() 7:00 朝日新聞

 

 民事裁判に偽造した証拠を提出したとして、神奈川県弁護士会は29日、古沢真尋弁護士(55=横浜市=を同日付で退会命令の懲戒処分にしたと発表した。自身の事務所に所属していた男性弁護士(35)に「パワハラを受けた」などとして慰謝料などを求められた裁判で、主張を裏付けるため文面を書き換えたメールを証拠として提出したと判断した。

 

 この裁判は2016年に始まり、翌172月に男性弁護士が古沢氏に対する懲戒請求をしていた。古沢氏は裁判で、男性弁護士の迷惑行為によって「多数の顧問先や顧客を失った」ことなどを示す証拠として、メールを印刷した書面を提出していた。

 

 裁判資料によると、事務所の就職説明会や食事会に参加した司法修習生からのお礼のメールで、書面には「(男性弁護士が)極めて最低の弁護士であるということを聞いておりました」「事務所に就職することは自分の将来に大きな影を落とすことになりかねないと考え、この度は応募を辞退させて頂く」などと記載されていた。


《カウンセラー松川のコメント》

弁護士業界も昭和戦後の時代と変わって来ました。
司法試験に合格する為に青春時代を勉強に終始した人にとって
法曹資格は命に次、いや命と同じくらいに大切な物です。
他の学友達が楽しい時間を過ごしていたり、
社会人になって楽しい時間を過ごしている間も
司法試験合格に向けてひたすら勉強です。
しかし、法曹改革で弁護士の数が増えてしまい、
それだけ商売敵も増えてしまったので、
何としても既得権益は守りたい一心で
悪事を働く弁護士が現れてしまうのです。
個人的には、弁護士資格は司法試験合格でなくても
資格取得が可能で構わないと思います。
医師の様に瞬時の判断が必要ではなく、
判断材料として法令集や文献を読んでからの判断で済みますから
そこまで知識量を求める必要も無いのです。

被害者の方へ
上司である弁護士がまちかの証拠でっち上げとは
驚かれたでしょうね。
こんな事を平気でするのですから、
パワハラも躊躇いなく行っていたのでしょう。
どうかこの辛い経験を活かして
被害者や弱者に寄り添える弁護士に成って頂きたいです。

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