2021年6月18日金曜日

日本製鉄人事担当社員、採用予定の女性にセクハラ 性的関係迫る

日本製鉄人事担当社員、採用予定の女性にセクハラ 性的関係迫る

 

2021年6月18日() 12:29 毎日新聞(井川諒太郎)

 

 日本製鉄の人事担当男性社員(当時)が、入社予定の女性に性的関係を迫るなどの不適切行為をしていたことが18日、明らかになった。女性は5月に入社予定だったが、精神的ショックから現在も入社できていない。

 

 男性社員は東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)に勤務していた。日本製鉄は毎日新聞の取材に「今回の事態を重く受け止め、当該社員に厳正な処分(懲戒解雇)を実施した。二度とこのような事態を発生させないよう、再発防止策を強化・徹底したい」と回答した。


《カウンセラー松川のコメント》

採用担当者が性的に好みの相手に自身への枕営業を持ちかける。
つい最近も近鉄で起きたばかりですが、
表面化しない事案は結構あるのではないかと思います。
特に就職難の時期、即ち買い手市場ならば、
売り手である求職者の立場は弱いですから、
「買い手の要求に応える事で自らの職を得られるならば」と
妥協する可能性は少なくないと思います。
立場の弱い者に対する卑劣なパワハラ兼セクハラですが、
根絶するのは難しいと思います。
被害者が精神的ショックを受け入社が出来ていないと言うことは
記事化出来ない相当な事案があったと推測しております。

被害者の方へ
加害者の要求を撥ね付けた上で会社に申告したとしても
就職が叶う訳ではないでしょうから、
加害者の要求を受け入れてでも就職すると言う選択肢も
間違いではないと思います。
但し、その要求を受け入れた事を最後まで隠し通せないと
折角に就職出来ても、様々な評判が付いて回る事になりますから
その点を慎重に検討する必要はあると思います。

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