1対1で性的表現多様の教材 女子学生にアカハラ
福島高専の男性教員処分(福島県)
2021年6月17日(木) 12:51 テレビユー福島
福島県いわき市にある福島高専の男性教員が、
女子学生に不適切な指導をしたとして、
処分されていたことがわかりました。
訓告の処分を受けたのは、福島高専の男性教員です。
福島高専によりますと、男性教員は、
去年の5月から8月にかけて、研究室で女子学生に対し、
性的な表現が多用されている教材を使い、
規定の授業時間を超えて、1対1の指導を行ったということです。
去年8月に、女子学生が学校に訴えたことで発覚し、
学校は調査委員会を立ち上げて調べたところ、
教員として不適切な指導、
「アカデミックハラスメント」があったと認定されたため、
男性教員を訓告処分としました。
男性教員は「好意でおこなったわけではない」と話していて、
PTSDと診断された女子学生は、
今年3月に自主退学したということです。
※ 詳細な記事もありましたので掲載致します
「アカハラ」女子学生に不適切指導、福島高専教員を訓告処分
2021年6月18日(金) 9:44 福島民友新聞
いわき市の福島高専が、女子学生に対して不適切な指導「アカデミックハラスメント」をしたとして今春に男性教員を訓告処分していたことが17日、同校への取材で分かった。
同校などによると、男性教員から約1年にわたり体を触られたりしたなどとする女子学生の訴えを受け、昨年9月から学内に委員会を設け事実関係を調査。男性教員がセミナーで性的な言葉の多い教材を使用したこと、所定の授業時間を超えた指導や課題を出したことを認めた。
一方で、目撃者や録音などがなかったとして、体を触るなどの行為は認定しなかった。同校は「男性教員は懲戒処分に当たらないため、公表の必要はなかったと判断した」としている。
同校は学内の教員に対し、異性と1対1で面談を行う際にドアを開放することや生徒が不快に感じる言動をしないことなどの注意を促した。
女子学生は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され3月に自主退学した。福島民友新聞社の取材に「信頼していた先生だったので裏切られた気持ち。処分内容には納得できない。後輩や友人が同じ思いをしてほしくない」と話した。
《カウンセラー松川のコメント》
1対1での授業、しかも課外での異性同士となると
問題発生の恐れを秘めている事は間違いありません。
勿論、近年では同性に対して好意を持つ方もいらっしゃいますから
同性同士でも注意が必要な時代になりました。
[性的な表現が多用されている教材]との報道ですが、
本来の教材にその様な物があるのか、
教員が使えば全て[教材]となるのか、
また、[性的な表現]とは、どの様な意味なのか
その点が気になります。
ところで、被害者が訴えていた[身体への接触]については
調査の結果認められなかったとのことですが、
その理由が「目撃者や録音などが無かった」と言うことならば、
今後は
・1対1の指導は禁止
・学生には録音機を携行させ常時録音を義務付け
と、するべきではないでしょうか?
1対1となっている室内での状況で、
目撃者の有無を問うこと自体がナンセンスですし、
学生が録音機を携行しているとの発想もナンセンスです。
なぜ、被害者がPTSDと診断される様になったのか、
その点にも着目するべきではないでしょうか?
学校側の通り一遍な調査の様な気がします。
被害者の方へ
学校の下した判断に納得出来ないと思います。
しかし、これ以上追及するならば訴訟しかありません。
刑事訴訟に持って行くのは事案内容から難しいですが、
民事訴訟なら裁判所は受け付けてくれるでしょう。
事を上手く進めるに当たって弁護士を立てれば
弁護士への支払いも発生します。
正義を貫くにも金銭と時間が要しますし、
全面勝訴の確約が無いどころか、敗訴の可能性もあります。
その事まで考えてみてください。
何かおかしいと感じていなかったわけではないでしょうに。しかし3ヶ月も我慢してしまった。
返信削除次第にエスカレートしていたのかしらね。
しかし、教諭への処分が甘過ぎですね。 まぁ、1対1の指導など、近年は教諭も嫌がるようになっていましたが。
被害者の訴えのとおりだとすると、
削除相当に我慢していたのか、徐々に酷くなったところで
必要な指導が終わったかなのだと思います。
教材は証拠が有るので認めざるを得なくても、
身体接触は証拠が無ければ水掛け論ですからね。
まぁ犯罪も立証出来なければ、
やったもん勝ちみたいなところがありますからね。
そうなると、不適切な教材指導だけなら
この程度の処分も妥当かも知れません。
しかし、PTSDを患っている事に対して
どう言い訳したのか、気になります。