2021年6月16日水曜日

副署長、部下の手を灰皿代わり 宮崎県警パワハラの疑い

副署長、部下の手を灰皿代わり 宮崎県警パワハラの疑い

 

2021年6月16日() 22:17 朝日新聞(平塚学)

 

 九州管区警察局に出向中の宮崎県警の50代男性警視が部下にパワーハラスメントをした疑いを持たれ、県警監察課から事情聴取を受けていることが、県警への取材でわかった。県警は内規に基づく「監督上の措置」の処分とする方針。

 

 県警監察課によると、男性警視は県内の警察署の副署長だった20192月~203月、職場の飲み会の席で複数の部下に対し、たたいたり、手のひらをたばこの灰皿代わりにさせたりするパワハラ行為をした疑いがあるという。

 

 今年に入り、この男性警視が「パワハラをしている」と告発する匿名の投書が県警に届いて発覚した。県警が男性警視や飲み会の出席者に事情を聴くなどした結果、男性警視は行為を認めたという。部下にけががないことなどから刑事処分はしなかったという。

 

 県警は懲戒処分にあたるかどうかを検討し、公表対象ではない訓戒や注意などの処分とする方針。監察課の野間剛士理事官は「パワハラが起きたことは誠に遺憾。警察庁とも協議した上でしかるべき処分をし、今後も適切に指導をしていきたい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者が県警から管区警察局へ出向している隙に投書されましたね。
県警内に居るとすぐに情報が伝わるので、それを避けたかったのでしょう。
揉み消されたりしない為の正しい選択だと思います。
それにしても、行為自体はハラスメントを超えています。
しかも、1年間に渡ってとなると常習犯とも言えます。
他人の掌を灰皿代わりにする神経が異常です。
でも、こう言う異常な人が結構居る事も否定出来ません。
県警の[公表対象にしない処分]と言う概念も分かりません。
仕事上の単なる些細なミスならばともかく、
故意犯に対しては厳しく対処しなければ、
今後もバレなきゃ良いし、バレても軽微な処分と
高を括る連中が後を絶たないかも知れません。
本当に警察は上に行く程、処分が甘くなる組織だと思います。

被害者の方々へ
加害者の出向が終われば、また同じ所属になる可能性もあります。
逆恨みや無反省かも知れませんので、動向には注意してください。

2 件のコメント:

  1. これはもういじめですし、傷害行為そのものです。実際にはケガが無くて本当に良かったと思いますが、そういうことで済ませるものではありません。大人として、一人の社会人として、人間として、やってはいけないです。さらに公表する必要なしとの判断も疑問しか感じません。 環境を真に変えるつもりがあるならば、「恥をかけ!」と言いたいところですね。

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    1. 平気で他人を傷つけられる。
      個人的には異常者としか思えません。
      その様な精神構造の者が法執行や武器使用を
      許されていると考えると恐ろしくありませんか?

      役所、特に地方自治体下にある組織でありながら
      政府から何名も派遣されている都道府県警察では
      キャリア組の経歴に瑕を付ける事を最も恐れています。

      だから、恥なんてかけませんし、
      自ら恥をかく事がキャリア組に恥をかかせる事になるなら
      尚更です。

      環境を変える事よりも、保身が大切な官庁に
      恥をかいて責任を負い続ける発想は皆無です。

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