2021年6月18日金曜日

パワハラで減給処分 総務省出先機関トップが威圧的言動

パワハラで減給処分 総務省出先機関トップが威圧的言動

 

2021年6月18日() 22:19 朝日新聞

 

 総務省は18日、威圧的な言動などのパワーハラスメントで部下の職員に精神疾患を発症させたとして、同省の地方出先機関トップの50代男性幹部を減給10分の12カ月)の懲戒処分にしたと発表した。総務省では、パワハラによる懲戒処分は初めてという。

 

 同省秘書課によると、男性幹部は20207月に、精神疾患を発症した職員を含む複数人に威圧的な言動をとったほか、213月と4月には、職員をきつく問い詰めたり、必要以上に大きな声を出したりして精神的な苦痛を与えた。具体的な発言内容は公表できないという。この男性幹部は職員が「管理職としての職責を十分に果たしていないとの認識だった」などと話しているという。

 

 今回の事案は、精神疾患を発症した職員が申し出たことで発覚した。パワハラ防止のために人事院が懲戒処分の指針を204月に改めており、総務省はこのルールに基づいて、今回の処分を決めたとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

官僚の中には「自分は偉いから下々の者に何をしても構わない」と言う
履き違えた奢りを持っている者が少なからず居ます。
私も過去にその様な官僚に出会った事があるので、
今般の様な事案が起きても不思議に思いません。
確かに難関試験を合格して採用されているのですから、
空馬鹿な輩ではありませんが、自分の地位はあくまでも職制であって、
自身に与えられた物ではなく、仕事上の借り物であることを
周囲も上司として立てて扱うので忘れてしまうのでしょう。
まぁ忘れてしまう程度の人間性でもあるのですが、
そんな人間を上にしてしまう組織も硬直化しているのでしょうね。

被害者の方々へ
民間企業と異なり競争相手不在の官公庁では
内外の評判なんて無関係なので、
人間性に問題があっても仕事上で問題が無ければ
昇進可能なシステムです。
人間性で問題のある上司も放し飼いになっている代わりに
勤務先が倒産したり、突然解散したりしない保証があると
諦めてください。
その代わり、ハラスメントをする者が居たら
遠慮無く訴え出て構わないと思います。

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