2021年6月15日火曜日

バスケ部コーチに頭をたたかれ「脳に後遺症」 男子生徒が高松市を提訴

バスケ部コーチに頭をたたかれ「脳に後遺症」 男子生徒が高松市を提訴

 

2021年6月15日() 11:21 瀬戸内海放送

 

 高松市の中学校のバスケットボール部に所属していた男子生徒がコーチに頭をたたかれて脳に後遺症が残ったとして、高松市に損害賠償を求める裁判を起こしていることがわかりました。


 裁判を起こしているのは香川県の高校に通う男子生徒です。(両親が法定代理人)


 訴状によりますと、20185月、当時高松市立中学校のバスケットボール部に所属していた男子生徒が、大学生のコーチに後頭部をたたかれて脳に後遺症が残るけがをしました。


 男子生徒は頭痛や吐き気などの症状が続き、満足に高校に通えていないということです。


 原告はバスケ部の顧問が安全配慮義務などを怠ったとして、高松市に5000万円の損害賠償を求めています。


 629日に高松地方裁判所で第1回口頭弁論が開かれます。


 高松市は「たたいたことは確認している」とした上で「そのほかのことは精査中でコメントは差し控えたい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

最近、教員の業務負担軽減の一環として
[部活動指導者の外部委託]も検討されておりますが、
正にその外部委託の負の側面が現れた事案です。
市も「叩いたことは確認している」とのことなので、
争点は「叩いた」と「頭痛や吐き気」の因果関係に絞られるでしょう。
もしも、後遺症がある様な叩き方をしたとするならば、
相当なエネルギーを頭蓋骨に与えたのですから、
それは大問題とも言えます。

被害者の方へ
高校への通学も困難な症状とのことなので
本当に辛い生活を送られているのですね。
因果関係については裁判で明らかにされると思いますが
早くに症状が治まりますことを祈念しております。

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