江差高等看護学院“パワハラ”問題…第三者委員会、教員への調査方法など協議
2021年7月15日(木) 12:27 北海道放送
北海道立江差高等看護学院の生徒らが教員のパワーハラスメントを訴えている問題で、第三者委員会は3回目の会合を開き、教員への調査方法などを協議しました。
この問題は、北海道立江差高等看護学院の生徒と保護者が複数の教員から暴言や指導の放棄など、パワーハラスメントを受けたと訴えているものです。
弁護士や看護教育の専門家らで作る第三者委員会は、訴えのあった24の事案について生徒らとの面談を済ませていて、3回目の15日の会合では、教員への調査の内容や方法について話し合いました。
北海道立の看護学院をめぐっては、江差を含む紋別、旭川の3つの学校で、教職員が旅費を不適切に受給していたことが北海道議会で指摘されています。
※ 別途詳細な記事も追加掲載致します
北海道立看護学院のパワハラ疑惑
第3者委がのべ94件でハラスメントの疑いありと認定
2021年7月15日(木) 19:14 北海道テレビ
北海道立の高等看護学院の学生らが教師からのパワーハラスメントを訴えている問題で、調査を進める第3者委員会はのべ94件でハラスメントの疑いがあると認定しました。
江差看護学院では、学生らが教師からの暴言を受け適切な指導を受けられなかったなどと訴えています。
紋別看護学院でも同様の訴えがあがっていて、第3者委員会が調査を進めています。
15日に開かれた3回目の会議では、学生ら24人を調査した結果が話し合われ、2校でのべ94件の事案について、パワハラの疑いがあると認定しました。
第3者委は、江差の事案で8人紋別の事案で6人の教師にパワハラの疑いがあるとして今月中に聞き取り調査を行います。
【第3者調査委員会・山内良輔座長】
「後期の授業の開始、10月を目途になるべく早く結論を出していきたいと考えています。」
《カウンセラー松川のコメント》
慎重なのか冗長なのか判断がつきかねますが、
いよいよ加害者側への調査となると
被害者と異なりどこまで真実を話すか分かりませんから
取り組み方としては慎重にならざるを得ないと思います。
しかし、捜査機関でもない聞き取り調査となると
加害者本人よりも傍観者たる他の教員の証言が
大切になるかと思います。
しかし、どこまで義侠心を発揮してくれるのか、
加害者からの意趣返しの心配は無用なのか?
この辺りがポイントだと思います。
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