2021年7月6日火曜日

「反抗的な態度で激高してしまった」 パワハラで海上自衛官を減給 部下の胸ぐらつかむ

「反抗的な態度で激高してしまった」
 パワハラで海上自衛官を減給 部下の胸ぐらつかむ

 

2021年7月6日() 12:01 千葉日報

 

 海上自衛隊下総教育航空群司令部は5日、部下にパワーハラスメントをしたとして、第3術科学校に所属する50代の男性2等海尉を減給30分の11カ月)の懲戒処分とした。

 

 同部によると、2等海尉は201937日、当時勤務していた部隊で、部下の隊員の胸ぐらをつかむなどした。隊員が別の上司に報告して発覚した。

 

 2等海尉は聞き取り調査に「問いかけをしたが応答が悪く反抗的な態度を感じたため激高し、そのような行動をしてしまった」と話している。


《カウンセラー松川のコメント》

1年4ヶ月も前の事案を今頃処分とは、
そんなに調査とは時間を要するものなのでしょうか?
加害者は「応答が悪く反抗的な態度を感じた」とのことですが
主観が混じっているとは言え、
部下の応答の悪さや態度の悪さ全てが誤認だったのでしょうか?
加害者の過去の勤務状態に言及されていないので、
日常的や特定の者へのパワハラが有った様にも思えません。
処分内容から見ても、単発の事案と思われますが、
被害者の行動について言及されていないので、
どこまで加害者に責任があるのか不明であり、
深くコメントも出来ません。

被害者の方へ
体育会系の方が多い職場では一触即発の様な事態も避けられません。
暴力を肯定したり、ハラスメント加害者を擁護はしませんが、
部下としての態度対応に問題が無かったか顧みてください。
問題が無ければ、この様な上司の行動を他山の石として
今後の後輩への指導の材料にされると良いと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿