2021年7月21日水曜日

空自、パワハラで1佐を停職5カ月 1年3カ月、複数の部下に

空自、パワハラで1佐を停職5カ月 13カ月、複数の部下に

 

2021年7月21日() 20:52 毎日新聞(松浦吉剛)

 

 航空自衛隊は21日、約13カ月にわたり複数の部下にパワハラを行ったとして、航空幕僚監部装備計画部に所属する40代の男性1佐を停職5カ月の懲戒処分としたと発表した。

 

 発表によると、処分は21日付。20194月から207月にかけ、複数の部下に威圧的で不適切な指導や暴言を繰り返したとしている。パワハラを受けていた部下の1人は207月、自傷行為を試みたという。1佐は空自の調査に「感情的になった」などと話している。空自はパワハラの具体的内容を明らかにしていない。


《カウンセラー松川のコメント》

1年前にパワハラ被害者が自傷行為を試みている事案で
その処分に1年を要しているようです。
1年3ヶ月もパワハラが継続出来る職場環境も凄まじいものを感じますが、
加害者をここまでさせてしまったのは本人だけの問題でしょうか?
これだけの加害行為を止められない組織にも問題があるのではないかと思います。
防止策の一つとして事案の具体的内容も開示して欲しいのですが、
もしかして模倣犯でも出てしまう職場なのでしょうか?
それならば巧みなパワハラの手口を公開してはいけませんものね。

被害者の皆様へ
1年以上に渡ってのパワハラ被害は想像に絶するものがあるでしょう。
加害者も停職が解けて戻って来るのならば心穏やかではないと思います。
自傷行為に至った方は専門医の診察と治療をマイペースで続けてください。
心の傷は慌てて治るものではありませんので、周りも理解してください。
また、他の方でも心身に不調を感じられたら専門医の診察をお勧めします。

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