2021年7月13日火曜日

女性落語家がセクハラ提訴 上方落語の男性、争う姿勢

女性落語家がセクハラ提訴 上方落語の男性、争う姿勢

 

2021年7月13日() 19:54 共同通信

 

 上方落語協会に所属する男性落語家からセクハラ被害を受けたとして、同協会所属の女性落語家が約780万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴したことが13日、分かった。同日、地裁(徳増誠一裁判官)で第1回口頭弁論が開かれ、男性側は請求棄却を求めた。

 

 女性側は201712月に酒を飲まされた上で大阪市内のホテルでわいせつな行為をされたと主張。男性側は「虚偽の事実主張だ」と否定した。

 

 訴状で女性は同月、落語会で共演した際もわいせつな行為をされたと主張。1819年にも複数回、嫌がらせ行為を受けたという。答弁書で男性側は、名誉を毀損され業務を妨害されたと反論した。


《カウンセラー松川のコメント》

証拠の有無が示されていないので、
現時点ではハラスメントの有無も分かりませんが
被害者として提訴した以上は何か証拠があるものと思います。
加害者は全面的に争う構えですが、
民事の被告人は大抵全面的に争う姿勢を見せますので
これだけではやはり判断はつきません。
但し[酒を飲まされてわいせつな行為をされた]のであれば
当時で言う準強姦に当たりますので、
今まで告訴しなかった点が気になります。
被害者側から金銭解決を図ろうとするも、
交渉が拗れた為に提訴した可能性も否定出来ません。
この様な事案ですと、司法判断を待つしかありません。

被害者の方へ
現状では本当に被害が有ったのか私には見極められませんが、
提訴された以上は被害者である証拠をお持ちなのだと思います。
裁判では表に出し難い内容も証言する必要がありますが、
そこは覚悟の上だと思いますので、
弁護士を立てられているならば担当弁護士とも相談してください。

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